日本の繊維産業 なぜ、これほど弱くなってしまったのか

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  • サイズ A5判/ページ数 296p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784757120662
  • NDC分類 586.092
  • Cコード C0034

内容説明

かつてリーディング産業であった繊維産業がいまあえいでいる。これが日本産業の未来の姿なのか、再生の道はあるのか。多角的な分析によりその本質に鋭く迫る。

目次

総論 日本産業の先駆けか、例外か
1章 栄光と凋落と―日本の繊維産業の概要と小史
2章 国際環境の変化と日本の輸出入、海外進出
3章 小さすぎる規模、複雑すぎる構造―川上・川中の産業構造
4章 進む技術、迷走する戦略―川上・川中の技術と戦略
5章 内向きの構造、弱いつながり―アパレル産業の構造とつながり
6章 「逃げる」と「借りる」―アパレル産業の戦略と技術
7章 地域社会か、国際競争力か―揺れ動く繊維政策

著者等紹介

伊丹敬之[イタミヒロユキ]
1945年愛知県に生まれる。1967年一橋大学商学部卒業。1972年カーネギー・メロン大学経営大学院博士課程修了。1985年一橋大学商学部教授、現在に至る。著書に『新・経営戦略の論理』『ゼミナール経営学入門』(共著)『経営の未来を見誤るな』『日本型コーポレートガバナンス』(ともに日本経済新聞社刊)、『マネジメント・コントロールの理論』(岩波書店刊)、『日本の化学産業―なぜ世界に立ち遅れたのか』『日本の造船業―世界の王座をいつまで守れるか』『日本の銀行業―ほんとうに発展したのか』『日本のコンピュータ産業―なぜ伸び悩んでいるのか』『日本の鉄鋼業―なぜ、いまも世界一なのか』などの産業シリーズ(ともにNTT出版刊)、『人本主義企業―変わる経営・変わらぬ原理』『ポーランドからの手紙』(ともに筑摩書房刊)など多数
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感想・レビュー

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Sanchai

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1995年までのデータを用いて2001年に出ている本である。それから20年近くが経過して、今はどうかというところが気になってしまう。バブル崩壊から95年までのわずか数年での劇的変化があるなら、21世紀に入ってからの、特にアパレル業界での変化はもっと劇的であっても不思議ではないだろう。2019/07/02

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