内容説明
世界最大の援助機関が、いま、戦略を大きく変えている！世銀はどこへ行くのか？本書は、著者の世銀での勤務体験に基づいて書かれている。
目次
１ 変わりゆく世界銀行（世界最大の援助機関；世銀の歴史 ほか）
２ 世界銀行の体制改革（九〇年代改革の特徴；プレストン総裁時代の改革 ほか）
３ 世界銀行の新戦略―開発哲学のソフト化（旧来の世銀イメージからの脱却；ソフト化の象徴、「包括的な開発フレームワーク」 ほか）
４ スティグリッツ対ＩＭＦ（スティグリッツの突然の辞任；辞任の意図 ほか）
５ 世界銀行と日本―二〇〇〇年代の開発援助の構図（世銀はどこへ行く；世銀・ＩＭＦの改革案―開発戦略抜きの不毛な議論 ほか）
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