- ホーム
- > 和書
- > ビジネス
- > ビジネス教養
- > IoT・AIビジネス
出版社内容情報
世界の多様性を受けとめる新しいコミュニケーション・インフラをめざして
2030年の商用化をめざす次世代情報通信基盤「IOWN(アイオン)」で、NTTはどんな世界を描くのか? 分断を助長することなく、世界の多様性をそのまま受け止める「同時実現」が可能なコミュニケーションには何が必要か? 当代きっての識者<福岡伸一(生物学者)、山極壽一(人類学者、元京都大学総長)、出口康夫(哲学者)、坂村健(コンピュータ・アーキテクト)、伊藤亜紗(美学者)、渡邊淳司(NTTコミュニケーション科学基礎研究所・上席特別研究員)>との対話を通じて、そのビジョンを深めた一冊。
内容説明
IOWN(アイオン)とは?スマートな世界を実現する、最先端の光関連技術および情報処理技術を活用した次世代情報通信基盤のこと。Innovative Optical&Wireless Networkの略。光技術による大容量、低遅延、低消費電力を特徴とする「オールフォトニクス・ネットワーク」、実世界の再現を超えたインタラクションをサイバー空間上で行う「デジタルツインコンピューティング」、クラフドやネットワーク、ユーザICTの構築・設定および管理・運用を一元的に実施できる「コグニティブ・ファウンデーション」の3つからなる。この次世代情報通信基盤のうえで、MaaSや医療、フィンテック、教育、公共、エネルギーなどのさまざまなサービスを、パートナーとともに展開していくことをめざしている。
目次
第1部 IOWNビジョン―“あいだ”の思想とテクノロジーへ(現代に立ち現れたさまざまな矛盾―パンデミックや自然災害からの教訓;矛盾を受けとめる“あいだ”の思想―パラコンシステント・ワールドへ;“あいだ”をつなぐ基盤を築く―IOWNが支える「新情報化社会」)
第2部 IOWNダイアローグ―“あいだ”で考える4つの対話(生命とITの“あいだ”―相反するものをつなぐ哲学をもとめて×福岡伸一(生物学者)
グローバルとローカルの“あいだ”―多様なローカリティに根ざした新しい社会のデザインを×山極壽一(人類学者)×出口康夫(哲学者)
技術と思想の“あいだ”―オープン・アーキテクチャが創り出す未来×坂村健(コンピュータ・アーキテクト)
身体とITの“あいだ”―生成のコミュニケーションへ×伊藤亜紗(美学者)×渡邊淳司(NTTコミュニケーション科学基礎研究所))
第3部 IOWNゲームチェンジ―不易と流行の“あいだ”(過去・現在―インターネットが生んだひずみ;未来―次世代のために;再び現在―経済安全保障をめぐって;現在から未来へ―今こそゲームチェンジを;未来―ウェルビーイングをめざして)
著者等紹介
澤田純[サワダジュン]
日本電信電話株式会社代表取締役社長。1978年日本電信電話公社に入社。技術開発、サービス開発、法人営業、経営企画等の業務を担当した後、2014年日本電信電話株式会社代表取締役副社長を経て、2018年6月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
izw
しゅー
ケイケイ
すずか
FUMI