出版社内容情報
新たなリスクに対峙し、価値を創造する
サイバーセキュリティという発展途上の概念をめぐって、どのような事態が進行しているのかを知り、それによって企業や個人をどのように守り、また価値を創造していくのかを考えるための切り口を提供する。
第1章 サイバー攻撃の実態と課題
第2章 サイバー空間の成立とセキュリティ
第3章 日本のサイバーセキュリティ関連組織の現状
第4章 サイバースペースの国際安全基準
第5章 サイバーリスクと価値創造のマネジメント
第6章 サイバーセキュリティをめぐる法の現状と課題
第7章 サイバーリスクにどう立ち向かうか
【著者紹介】
産学官、社会系・技術系の分野横断的な連携により、サイバーセキュリティの実現を目指し、豊かなサイバー社会の実現に向けた取り組みを進めることを目的として結成された研究会。
内容説明
本書は、サイバーセキュリティの技術的な視点にとどまらず、「サイバー攻撃の実態」「セキュリティ概念」「政府の政策」「国際的動向」「経営におけるサイバーリスク管理」「法の現状」の観点から多面的に解説し、豊富な知見を提示する。
目次
第1章 サイバー攻撃の実態と課題
第2章 サイバー空間の成立とセキュリティ
第3章 日本のサイバーセキュリティ関連組織の現状
第4章 サイバースペースの国際安全基準
第5章 サイバーリスクと価値創造のマネジメント
第6章 サイバーセキュリティと法
第7章 サイバーリスクにどう立ち向かうか
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
13
この分野の論点についてはすぐ陳腐化してしまうことが挙げられます。その中でこのような本が今出版された意義というものは非常に大きなものがあります。サイバーセキュリティに関する様々な分野での論点をそれぞれの専門家が明らかにしてくれています。私は特に我が国の関連組織についての章に興味を惹かれました。2014/05/31
ひとまろ
3
時代は情報セキュリティからサイバーセキュリティへ。 人材の強化が望まれる。2016/06/12
Hidefumi Kawabe
3
これだけ概念的なところから纏まった本を読んだことがなかったので、自分自身の知識の整理として役に立ちました。国際的な基準作りはどのスタンダードも同様ですが、国際的な政治色が強いと言うことを改めて認識。サイバーリスクと経営戦略のくだりにはウンウンと共感。2014/06/10
せいのすけ
3
詳しくない人が読んでも分かるように書いてあった。古い話辺りが面白い。2014/05/09
yahiro
1
サイバーセキュリティの要諦、枠組み、情報管理の概要が語られています。専門書ではありません。特に興味深かったのが、「サイバー事件は事故のようなものであって、あらゆる要素が複合して起こる」という点です。積極的に脆弱性を突いた攻撃もあれば、停電や故障などによる偶発的要素によって起こる事件もあるわけです。普段からあらゆる備えをしておくことが肝要です。2017/06/24
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