メディアは透明になるべきか

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  • サイズ A5判/ページ数 263,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784757101883
  • NDC分類 702.06
  • Cコード C0036

出版社内容情報

教科書が教えない経済学の原理とは?

内容説明

あらゆるメディアは、透明性(窓)と反映性(鏡)の間で揺れている。インターフェイスやアプリケーションの設計、デジタル・アートやエンタテインメントのデザインには、この窓と鏡の両方のスタイルが必要だ。

目次

第1章 テキスト・レイン―デジタルの経験
第2章 木製の鏡―透明性の神話
第3章 汝自身を知れ―デジタルな鏡に自らを見る
第4章 マジック・ブック―ニュー・メディアにおける新しいものと古いもの
第5章 フェイクショップ―ニュー・メディアの多様性
第6章 Tガーデン―ニュー・メディアの物質性
第7章 ターミナル・タイム―文脈のデザイン
第8章 シーグラフ2000のアート・ギャラリー
第9章 ビフォア・アンド・アフター・シーグラフ2000
おわりに―エクスクレシアと反映的経験としての読み

著者等紹介

ボルター,ジェイ・デイヴィッド[ボルター,ジェイデイヴィッド][Bolter,Jay David]
1951年生まれ。ジョージア工科大学教授(メディア理論)。ノースカロライナ大学でPh.D.を取得

グロマラ,ダイアン[グロマラ,ダイアン][Gromala,Diane]
メディア・アーティスト・テキサス大学、ワシントン大学、ジョージア工科大学などでの教職を経て、現在はカナダのサイモン・フレーザー大学准教授。シーグラフ2000アート・ギャラリーでは中心的な役割を担った

田畑暁生[タバタアケオ]
1965年生まれ。東京大学大学院(社会情報学)修了。神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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さのかずや

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コンピューターは、コンテンツをありのままに映す透明なメディアと当初は見られていたが、透明なだけでなく必ずなんらかの形でユーザーを反映するメディアでもあり、優れたメディアは透明性と反映性の間を揺動するものであるべきだ。そしてあらゆるメディアは他のメディアの再構築である、という話。マジ難しいけど、メディアアートの概念としてめっちゃ参考になる。これまで見てきたマスメディアだと、いかに透明なメディアだと見せながらその反映性を評価されるか、というところがお金になるのだな、と思ったり。2015/04/07

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