内容説明
「人を元気にする」「誰もが主役になれる」地域が創る共働型社会へ。アクティビズム,プラットフォーム論を軸にした,「地域情報化」実践と理論の最先端成果。
目次
第1部 認識編(いま・なぜ・地域情報化なのか;地域情報化政策は地域を変えたのか;先行事例コアラの検証;“情報”が地域をつくる―メディアが拓くコミュニティの可能性;近代化の流れの中での地域情報化―計画の時代から設計の時代へ)
第2部 設計編(地域情報化のプラットフォーム;プラットフォームを支える通信インフラ;信頼形成と資源共有によるプラットフォーム設計;地域情報化のインセンティブ;地域情報化のコネクタ ほか)
補論
著者等紹介
丸田一[マルタハジメ]
国際大学グローバルコミュニケーションセンター所長代行/教授。1960年さいたま市(旧浦和市)生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。UFJ総合研究所主席研究員、国際大学グローバルコミュニケーションセンター副所長などを経て現職。関心領域は、情報社会学、地域情報化研究、情報文明論。地域情報化活動の支援団体であるCANフォーラム事務局長も務める
國領二郎[コクリョウジロウ]
慶應義塾大学総合政策学部教授。1959年米国ニューヨーク州生まれ。1982年東京大学経済学部経営学科卒業。日本電信電話株式会社勤務を経て1986年にハーバード大学経営学大学院に留学。1988年ハーバード大学経営学修士(MBA)、1992年同博士。1993年より慶應義塾大学に勤務し、現在に至る。一貫して情報システムをビジネスや社会的課題の解決に活用する研究を行う
公文俊平[クモンシュンペイ]
多摩大学情報社会学研究所所長/国際大学グローバルコミュニケーションセンター代表。1935年高知生まれ。東京大学経済学部、同大学院を経て、米国インディアナ大学経済学部大学院修了(Ph.D.)。1965-1988年東京大学教養学部に勤務。1980年代には、第二次臨時行政調査会専門委員や臨時教育審議会専門委員として行政改革に関与。1993-2004年国際大学グローバルコミュニケーションセンター所長。現職の他にも、情報社会学会会長、CANフォーラム名誉会長を兼ねる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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