内容説明
ITの急激な発達により、戦争の形はこれまでとは全く異なるものに変貌した。イラク戦争やテロリズムなどの分析を通じ、情報の持つ意味を改めて問う。
目次
第1章 情報と「軍事における革命」(「戦争の霧」;センサーとコンピュータ技術の進歩 ほか)
第2章 情報の秘匿と活用による戦略の変化(情報を取られないためのステルス技術;航空機に使われているステルス技術 ほか)
第3章 サイバースペースの戦い(電磁波の利用とその妨害;電子・信号情報収集 ほか)
第4章 テロとの戦い(テロの本質的変化;社会インフラを狙うテロ攻撃 ほか)
第5章 総合安全保障の時代へ(冷戦の終結がもたらした価値観と世界観の変化;オペレーション・アニー ほか)
著者等紹介
江畑謙介[エバタケンスケ]
1949年、千葉県銚子市生まれ。上智大学大学院理工学研究科博士後期課程修了。1983~2001年、英『ジェーンズ・ディフェンス・ウイークリー』誌の通信員。1995年、ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)客員研究員。1999年より防衛庁「防衛調達適正化会議(現:防衛調達審議会)」議員。2000年より内閣官房高度情報通信社会推進本部「情報セキュリティ専門調査会(現:情報セキュリティ政策会議)」委員。2001年より経済産業省「産業構造審議会安全保障貿易管理小委員会」委員。2005年3月より拓殖大学海外事情研究所客員教授。同年4月~9月、外務省「対外情報機能の強化に関する懇談会」委員。同年5月より海上保安庁政策アドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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風見草
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真
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南禅寺の小僧