内容説明
ケータイはさまざまなメディアの入ったおもちゃ箱であり、好みのメディアを取り出せるドラエモンのポケット。本書は、その意味やおもしろさを考え、理解することを目的としている。このため本書では、わが国が世界の先頭に立って推進しているケータイに内在しているさまざまなメディアを取り上げ、その意味や可能性を探索する。
目次
第1章 ケータイというメディア
第2章 音声メディアとしてのケータイ
第3章 画像メディアとしてのケータイ
第4章 ケータイ・インターネット
第5章 デジタルID/センサーとしてのケータイ―ユビキタス・ネットワーク社会での役割
第6章 環境メディアとしてのケータイ
第7章 ケータイの未来―結びにかえて
著者等紹介
小桧山賢二[コヒヤマケンジ]
慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科教授。1942年東京生まれ。67年慶応義塾大学工学部電気工学科修士課程修了。同年、日本電信電話公社入社。電気通信研究所においてデジタル無線方式の研究に従事。76年工学博士(慶応義塾大学)。92年無線システム研究所所長。97年より現職
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