内容説明
競争市場におけるユニバーサル・サービスのあり方を問い直す。効率的かつ透明で競争中立的な仕組みへの見直しをどう進めるか？電力・ガス業界・郵便分野の今後のあり方の議論にも一石を投じる貴重な実証分析と提言。
目次
第１章 ユニバーサル・サービスと電気通信政策
第２章 電話サービスと他の住宅用サービス
第３章 ユニバーサル・サービスの真の負担者は誰か
第４章 米国内の他の規制産業における「ユニバーサル」サービス
第５章 住宅用需要―月額料金と「ユニバーサル・サービス」
第６章 伝統的なユニバーサル・サービス政策の費用と便益
第７章 米国の１９９６年電気通信法と伝統的なユニバーサル・サービス
第８章 新（々）ユニバーサル・サービス
第９章 より焦点を絞った政策の必要性
著者等紹介
クランドール，ロバート・Ｗ．［クランドール，ロバートＷ．］［Ｃｒａｎｄａｌｌ，Ｒｏｂｅｒｔ Ｗ．］
米国ブルッキングス研究所経済学担当上級フェロー、ＰｈＤ（ノースウェスタン大学）
ウェイバーマン，レナード［ウェイバーマン，レナード］［Ｗａｖｅｒｍａｎ，Ｌｅｏｎａｒｄ］
トロント大学教授、ロンドン・ビジネススクール客員教授、ＰｈＤ（ＭＩＴ）
福家秀紀［フケヒデノリ］
関西大学総合情報学部教授。１９７０年東京大学経済学部卒業。１９７７年グラスゴー大学大学院修士課程終了。ＮＴＴ、（株）情報通信総合研究所を経て現在に至る
栗沢哲夫［クリサワテツオ］
（株）情報通信総合研究所エグゼクティブ・リサーチャー、学習院大学特別客員教授、Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ Ｔｅｌｅｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎｓ Ｓｏｃｉｅｔｙ理事。東京大学卒業。エール大学大学院経営学修士
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