出版社内容情報
新NISAやiDeCoの拡大にともなって、投資家層の裾野は広がってきました。一方で、投資の本質を解説したものは少なく、「いかにすれば儲かるか」ばかりが議論の中心になっています。そこで本書は 「投資の哲学と実践を学ぶ本」になること意図し、単なる「お金儲けのテクニック」ではなく、 本質的に資産を増やし、豊かな人生を送るための考え方と行動を身につけることを目的としています。なぜ長期投資が有効なのか、どのように投資すれば良いのかを、初心者にもわかりやすく解説します。著者は日本における長期投資のパイオニア「さわかみファンド」社長。
内容説明
長期投資は、ただの「おカネ儲け」ではない。人生と社会を豊かにする手段であり、「哲学」だ。波乱相場でも動じない投資センスを身につけろ。腰を据えて増やす人の必読書!
目次
第1章 投資の前に知っておきたいこと(投資・運用は本当に必要か?;日本には本当の意味での投資がない? ほか)
第2章 資産を増やす準備をする(資産を増やすために最初にするべきこと;おカネの置き場所はどこが適切か? ほか)
第3章 企業を選ぶ視点を持つ(経営のダイナミズムがカオナシ投資家に喰われる?;苦しい立場の企業を救えるのは、私たち個人しかいない ほか)
第4章 いざ運用で資産を増やす(企業選びよりも重要な成績に直結する運用;運用の極意はアセット・アロケーションのセクター・ローテーション ほか)
第5章 投資の不都合な内部事情(天才ファンドマネージャーでも成績が出せない理由;個人投資家が知っておくべきファンド選びのヒント ほか)
著者等紹介
澤上龍[サワカミリョウ]
日本初の独立系直販投信、さわかみ投信代表取締役社長。1975年千葉県生まれ。2000年5月にさわかみ投信株式会社に入社後、ファンドマネージャー、取締役などを経て2012年に離職。その間、2010年に株式会社ソーシャルキャピタル・プロダクションの創業、2012年に関連会社の経営再建を実行し、2013年にさわかみ投信株式会社に復帰、同年1月に代表取締役社長に就任。現在は、「長期投資とは未来づくりに参加すること」を信念に、その概念を世の中に根付かせるべく全国を奔走中。コラム執筆や講演活動の傍ら起業や経営の支援も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 和書
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