出版社内容情報
せわしない毎日にあくせくする自分から、一歩引いて心を整えるための本。禅の世界観は「過去」も「未来」も存在せず、あるのは「今」という一瞬だけ。その一瞬一瞬を丁寧に生きることを提唱する。
情報洪水のなかで、あれもこれもになりがちな毎日から、「削ぎ落とす」発想で気持ちをリセットする禅的思考を説く。
内容説明
今日から使えて、気分がすっきり晴れわたる―そんな禅の教えを集めました。
目次
第1章 尽きない悩みを、うまいこと手放す
第2章 大事なのは、ただ「今」を生きること
第3章 もう、他人には縛られない
第4章 かけがえのない良縁を得る
第5章 ざわつく感情は、こうして整える
第6章 心地いい習慣を身につける
第7章 ささいな毎日を、禅の心で変えていく
著者等紹介
枡野俊明[マスノシュンミョウ]
曹洞宗徳雄山建功寺住職/庭園デザイナー。1953年神奈川県生まれ。大学卒業後、大本山總持寺で修行。「禅の庭」の創作活動により、国内外から高い評価を得る。芸術選奨文部大臣新人賞を庭園デザイナーとして初受賞。ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章を受章。2006年には『ニューズウィーク』日本版にて、「世界が尊敬する日本人100人」に選出される。庭園デザイナーとしての主な作品に、カナダ大使館庭園、セルリアンタワー東急ホテル日本庭園、寒川神社ご神苑などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しん
17
心を整えるために、時々禅の考え方について書かれている本を読みたくなります。枡野俊明さんの本は、良く読みます。書かれている基本的なことは変わらないと思います。切り口が少し変わり、いろいろな本を書かれています。この本は悩みを手放すことや今を大切に生きる、他人に縛られず、良縁を得る、感情を整える、心地いい習慣、ささいな毎日を変えるという切り口です。「遺偈」(ゆいげ)という辞世の漢詩を毎年書かれるそうです。私は漢詩は書けないけれど、毎年同様の文書を書いておくようにしたいと思いました。2024/02/29
りこりり
5
参考になります。2024/01/21
こがねの いずみ
4
禅の教えは、どうしてこんなにしっくり来るのだろう 山積みの問題もこの本があれば、山は崩せそう! ま、問題の原因は、私の煩悩なんだけどね😅2024/02/16
hinotake0117
2
禅というと厳しい修行が必要と感じるなか、ホッとする要素に禅を生かす姿勢を伝え続ける氏。 この書も豊富にそうした考え方を紹介。ものごとにこだわりすぎず適度な距離感を持つのが鍵であるように感じる。2024/02/18
かわうそ
1
日々の小さな事を大切に、感謝しながら生きていきたいと思った。2024/02/06