内容説明
敬語は尊敬語、謙譲語、丁寧語の三分類から丁重語と美化語を加えた五分類に。もう一度、美しい日本語を勉強しなおそう。
目次
1章 間違い敬語と言葉の使い分け
2章 敬語を正しく使いこなすための5分類
3章 尊敬語の使い方
4章 謙譲語1の使い方
5章 謙譲語2・丁寧語・美化語を使いこなす
6章 美しい日本語を使うために
著者等紹介
半谷進彦[ハンヤノブヒコ]
1941年、名古屋市生まれ。1965年名古屋大学文学部卒業。同年、アナウンサーとしてNHKに入局。函館をふりだしに、長崎、広島、名古屋、東京など各局に勤務。国会中継や選挙の開票速報など報道番組を担当。1998年、NHK放送研修センター日本語センターエグゼクティブアナウンサー。NHKの職員研修や企業研修に携わる。2006年、NHK放送研修センター日本語センター専門委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かいてぃ〜
21
ざっと目を通して、改めて敬語を適切に使う事の大切さを確認できた。「相手に気持ちよく動いてもらうため」「自分の品位を保つため」という敬語の定義付けは理解しやすい。よく、『させていただく』という言葉を話したりメールに書いてしまう事あった。使いながら内心、回りくどいという違和感があったが「相手の了解を得る必要の無い場面」で使う時の違和感だったことを確認できて良かった。「正しく、ふさわしく、簡潔に」ということを意識したいですね。2017/08/12
サワコ
1
息子が国語で敬語を勉強しているときに質問されたことがきっかけで自分の勉強の為に読みました。「お釣りの方が◯◯円になります。」なんていう敬語もどきを使うバイト君にならないよう、きちんと教えねば。そして自分自身が正しい美しい敬語を使わねば。2017/10/09
benjoe
0
KUにて。日本語ってほんと難しいですね・・・。体系的な理解が全然出来ていないと痛感してしまった。2016/11/08
Cindy H
0
私にとって、難しすぎです。。。2016/05/03
hajgile
0
敬語には二つの大きな働きがあります。ひとつは、「相手に気持ちよく働いてもらうため」です。「品位」は「敬語」を使うことで生まれ、「敬語」を使い続けることで「品位」が保たれます。「品位」は、個人のレベルにとどまらず、属している「組織の品位」にまで及びます。適切な敬語を使うことで、相手に気持ちよく動いてもらうと同時に、自分や所属している組織の品位を保ちます。これによって利益を得るのは、自分自身です。2016/02/07