内容説明
この本では、部下が働く現場で遭遇する具体的なシチュエーションや疑問、無意識に自問しているキャリアテーマを随所で取り上げ、それをどう解釈し直し、どう行動に結び付けていけば、自分の夢・志(=大いなる目的)につながっていくのかを一番の中軸に据えてまとめていきます。
目次
第1章 マインドのリセット
第2章 上司を理解する
第3章 自分を発する
第4章 信頼・共感を得る
第5章 場・脈をつくる
第6章 ストレスと共生する
第7章 大いなる目的を持つ
著者等紹介
村山昇[ムラヤマノボル]
1986年慶應義塾大学・経済学部卒業。プラス、日経BP社、イリノイ工科大学工学院「インスティチュート・オブ・デザイン」(米・シカゴ)研究員、ベネッセコーポレーション、NTTデータを経て、2003年独立。現在、キャリア・ポートレートコンサルティング代表。同時に一橋大学大学院・商学研究科・経営学修士課程に在学中。「キャリアの自画像(ポートレート)」を描くという独自の方法論から、企業の従業員、団体職員、大学生を対象にキャリア教育のプログラムを開発・実施している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
riviere(りびえーる)
16
タイトルだけで目からウロコ。扱いづらいものは客観的に理解してコントロールする。ストレス・マネジメントとかアンガー・マネジメントのように「上司」もマネジメント。ガマンでもなく、ゴマするでもなく、逆らうでもなくマネジメントするんだと考えればいい。知っていることが多かったけれど、「どんな上司についても再現性のあるスキルを」とか「出世」の真の意味など、なるほどと思ったところもある。仕事意識を「ラテン化」っていうのには笑った。でもどうにもならない時にはこうするのが一番かも。2018/11/10
Takateru Imazu
4
上司をマネジメント 2011/10/18 著:村山 昇 現代人にとって、仕事は、物理的な時間、空間的に過ごす場所、そして心理的な気持ち空間の「最大級の占有者」であり、その最大級の占有者からの使者が、目の前にいる「上司」である。 いい上司に出会うも運、ひどい上司の下にいくのも運と、受身に割り切って考えるのではなく、能動的に上司をうまく動かし、運や縁に振り回されない仕事観を持つべきである。 本書は、自分の夢・志を実現させるための上司マネジメントについて以下の7章により説明している。2017/12/30
バグラチオン作戦
3
久々に読み返し。 9月の研修依頼は、これにしよう。上司はタダ。2018/07/12
貧家ピー
3
上司に文句を言うだけよりも、会社に入れば自動的に上司がついてきて、良い人間ならメンター・師匠・コーチになってくれるが指導料はただ、という考えで利用する方が確かに建設的だなあ。2011/08/05
バグラチオン作戦
2
建設的な話だが、ダメな部下もいるし、極めてどうかと思う上司もいる。 こういう部下に恵まれたら上司はいいだろうなと思う。 でも、本当にどうかと思う上司はどうすれば良いのでしょうか?2014/07/06
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