内容説明
相続に際して一番望まれることは、相続が終わっても兄弟同士が、家族同士が、相続以前と同じように仲良く生活を送ることである。相続を考えるとき、最初にあるのは法律ではなく常識にもとづいた譲り合いの「話し合い」です。話し合いで解決しないとき登場するのが法律である。本書は、はじめて相続を考える方のために、相続に関する法律と周辺知識を役に立つように図解を豊富に用いて、話し言葉でわかりやすく解説した。
目次
序章 相続について知っておきたい法律知識
第1章 相続人をめぐる法律常識
第2章 あなたの相続分はどれくらいになるか
第3章 どのような財産を相続できるのか
第4章 相続財産はどのようにして分けるのか
第5章 相続財産を思いどおりに相続させる法
第6章 遺言書の作成の仕方と保管の仕方
第7章 損をしないための相続税・贈与税の基礎知識
第8章 頭を使った節税対策
巻末特集 相続時課税精算制度