内容説明
どうしようもないもめごとがある。ところがふとした拍子で丸く収まることがある。一方、なんということもない交渉ごとがちょっとしたことでこじれて、どうにも収拾がつかなくなる。単純な商談だと思ったのに、途端に出口が見えなくなる。そんな経験をしたことはないだろうか。「話がまとまる」ことには原理がある。それがわかれば、怖れや不安を感じることはなくなる。この原理や方法を誰にでもわかるような形で示したのが本書である。
目次
序章 「話がまとまる」とはどういうことか
第1章 自分が本当に望んでいるものは何か
第2章 自分の価値を明確にする
第3章 戦略的に緊張構造をつくりだす
第4章 組織に動いてもらう
第5章 相手主義
第6章 話を聞く
第7章 それでもまとまらないとき
終章 話がまとまるための行動様式
著者等紹介
田村洋一[タムラヨウイチ]
バージニア大学ビジネススクール修了、経営学修士(MBA)。上智大学外国語学部卒業(1987年)。野村総合研究所、ジェミニ・コンサルティング・ジャパン、シティバンク・エヌエイ等を経て、メタノイア・リミテッド代表取締役、株式会社ピープルフォーカスコンサルティング顧問。現在は、戦略コーチとして、企業組織等の経営コンサルティング、企業エグゼクティブのコーチング、ビジネスマンや知的プロフェッショナルの育成・能力開発に至るプロフェッショナルサービスに注力。人材戦略による変革推進や、人材評価、育成、コーチングの理論・実践、プロジェクトマネジメント、ファシリテーション、戦略的意思決定・コミュニケーションなどに詳しい。日本ディベート協会理事
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