内容説明
混迷する世を勝ち抜く秘訣を『戦争論』に求め、それらを活かした経営戦略の立て方・リーダーとしての経営者のあるべき姿を、本書では浮き彫りにする。
目次
1章 はじめに 軍事と経営との距離
2章 戦争の進化と戦略・戦術
3章 クラウゼヴィッツの人物像と『戦争論』の生い立ち
4章 なぜ難しいのか?
5章 「戦略」と「戦術」
6章 「戦略」の要素
7章 経営理論と企業経営
8章 経営者とコーポレイト・ガヴァナンス
9章 クラウゼヴィッツとナレッジマネジメント
10章 企業経営者に生きる『戦争論』
著者等紹介
杉之尾宜生[スギノオヨシオ]
1936年鹿児島市生まれ。ラ・サール高等学校、防衛大学校応用化学科(第五期生)卒業。1961年、陸上自衛隊に入隊。1971年国士舘大学に歴史学研修生として派遣され、故神川彦松教授、故田村幸策教授に師事。陸上自衛隊調査学校、中央資料隊、防衛研修所戦史部等を経て、防衛大学校防衛学教室助教授に就任、中東戦争史、近代日本戦争史などを担当しつつ、イスラエル・エジプト等にて中東戦争史の調査研究に従事。1988年に防衛大学校教授に昇任。1991年、陸上自衛隊を1等陸佐で定年退官、2001年防衛大学校教授を定年退官。現在、国士舘大学大学院非常勤講師
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