怪猫鬼談

怪猫鬼談

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  • サイズ B6判/ページ数 428p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784756711878
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0093

内容説明

猫変化!あなたの知らない猫の貌。待望の怪猫文学アンソロジー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

94
ネコに関する日本の怪談集を東さんがまとめてくれたものです。海外でも猫の怪談はあるのでしょうが(ポーの「黒猫」など)日本ほどには見かけない気がします。この本の表紙が(河鍋暁斎作画)また何とも言えない感じです。水木しげるのコミックや映画に関するもの、泉鏡花、岡本綺堂、三田村鳶魚、光瀬龍、出久根達郎などなど本当に数多くのネコに関するものが紹介されています。私は菊池秀行さんのエッセイが印象に残りました。2023/12/22

かおりんご

19
猫にまつわる怪談。古今東西集めたものなので、身近に思えたものもあったけれど、頭にはてなが浮かぶものもあった。有馬屋敷の猫騒動の話は、ちょっと思うことがあり、興味深かった。もう少し調べてみたくなった。2021/09/16

凛風(積ん読消化中)

11
【放置本再読キャンペーン】基本「化け猫もの」のアンソロジーなので、カバー絵からも分かるように、可愛くない猫の話、てんこ盛りです。なんだかんだで、最後は成敗されてしまったり、祟り猫になってしまう過程が残酷だったり、と、猫好きが一気読みするには、しんどいアンソロジーで、先月からポツラポツラと時間をかけて読んでました。小説あり、漫画あり、映画評あり。連作の中の抜粋もあったりして、前後がないために、分かりにくいものもあります。全部丹念に読むというより、気に入った作家のものだけを読む方が良いかもしれません。2021/11/24

たばかる

6
北原白秋を探しているうちに発見。ひと昔前、のアンソロジー集。古典的な怪異の話から純文学めいた難解な話に加え猫怪談作品評論もとっつけた豪勢さ。小説は全体的に歴史小説風なものが多め。そして読もうと思っていたが手が出なかった泉鏡花の旧かな文章がトリを占めているー。狐狸よりも身近にあるからこそ怪異の話の尽きない猫、その正体は果たして何なのか。2018/08/05

はにゃん

4
☆期待しすぎで外れた。だって大好きな猫&妖怪なんだもん・・・。短編小説&評論&水木先生の漫画と言う構成。小説だけならきっと読みやすかったんだろうな。2011/08/29

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