ジェネレーションF―熱狂の70年代×フォーク

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 229p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784756711472
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0073

内容説明

音楽、ファッション、アート…すべての若者文化の原点となっている70年代。その時代を彩ったミュージック・シーンを通し、日本語、若者と政治、恋愛、タブー、街、イベント、未来などの各テーマから、社会現象とその時代を検証し、21世紀を迎えた現在へのメッセージを探る。

目次

プロローグ 終わらない“熱い時代”の叫びを聴こう
第1章 フォーク・ソングが変えた日本語のあり方
第2章 フォーク・ミュージック・シーンと若者
第3章 フォーク・ソングが歌った恋愛のカタチ
第4章 放送禁止歌にみるタブーの世界
第5章 フォーク・ソングが聞こえる街・吉祥寺
第6章 幻の10回目の春一番―伝説の音楽イベントの新たな復活
エピローグ フォーク・ソングから未来が見えるか?

著者等紹介

小室等[コムロヒトシ]
1943年東京生まれ。60年キングストン・トリオの影響でギターを始める。63年PPMフォロワーズを小林雄二らと結成(数回再編後、66年解散)。68年六文銭を結成。71年11月には上條恒彦+六文銭『出発の歌』が第2回世界歌謡祭でグランプリ受賞。75年吉田拓郎、井上陽水、泉谷しげるらと「フォーライフレコード」設立、初代社長に就任、77年退任。現在もドラマ、映画、演劇へ音楽を提供するなど、幅広く旺盛な活動を続けている

友部正人[トモベマサト]
1950年東京生まれ。66年高校1年の時、ボブ・ディランの影響で自作の歌を歌い始め、名古屋の街角で歌い出す。70年大阪へ行き、多くのミュージシャンと交流。72年『大阪へやって来た』(URC)でレコード・デビュー。74年ジャック・エリオットの来日ツアーで共演し、終了後単身渡米。77年詩集『おっとせいは中央線に乗って』(思潮社)発表。92年までに4冊の詩集を出版。78年以来、99年『耳をすます旅人』(水声社)まで6冊のエッセイ集を発表。83年絵本『絵の中のどろぼう』(ばるん社)発表。88年第1回「待ちあわせ」コンサート。96年ニューヨークに部屋を持つ。99年『読みかけの本』(ミディ)まで17枚のアルバムを発表。現在、新作アルバムの制作中

なぎら健壱[ナギラケンイチ]
1952年東京・銀座(旧木挽町)生まれ。70年「中津川フォーク・ジャンボリー」に『怪盗ゴールデンバットの唄』で飛び入り参加したことをきっかけにデビュー。72年ファーストアルバム『万年床』(ビクター)発表、2000年『なぎら健壱&オウン・リスク日輪(HINAWA)』(FFA)まで15枚のアルバムを発表。現在も、音楽活動のほか、映画、テレビ、ラジオ、執筆でも活躍中。現在、ラジオ日本で「なぎら健壱のまっかちん仮面」のパーソナリティー。吉祥寺・MANDALA2でのマンスリー・ライブはすでに20年以上続いている

村瀬雅美[ムラセマサミ]
1948年神奈川生まれ。70年、吉祥寺にライブハウス「ぐゎらん堂」を開店、様々なミュージシャン、アーティストの表現発表と交流の場として運営。音楽活動としては、ベーシストとして、モルディ・フィグ、武蔵野タンポポ団、なぎら健壱、はしだのりひこ、海援隊などとレコーディング&ツアー活動を行う。85年「ぐゎらん堂」閉店後は、主にイベント事業活動に従事し、生涯学習や町づくり事業のコーディネイトを手がける

中山ラビ[ナカヤマラビ]
東京生まれ。生年・本名不詳。18才で家出し関西へ行く。ボブ・ディランの影響を受け、69年京都フォーク・キャンプに参加し初めて歌う。72年『私ってこんな』でレコード・デビュー。87年引退を宣言するが、97年より再び音楽活動を開始。2001年『ラビ』(FFA)を発表。現在は国分寺に喫茶店「ほんやら洞」を営むかたわら、ライブを中心とした音楽活動を続ける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品