内容説明
ブルゴーニュ公シャルルの〈婚宴〉に、カトリーヌ・ド・メディシスの〈華燭の祝宴〉に、フェリーペ四世のブエン・レティーロ宮の〈祝祭空間〉に、ダーフィット・テニールスの〈名画の饗宴〉に、教皇庁とベルニーニの〈祝祭芸術〉に、太陽王ルイ一四世のヴェルサイユの〈祝祭〉に、ザクセン選帝侯公子アウグスト二世の〈婚宴〉に、宮廷が演じたヨーロッパの夢を見る!
目次
プロローグ 王宮と祝祭―宮廷が演じたヨーロッパの夢
1 ブルゴーニュ公シャルルの結婚式と祝宴の「豪華」―ブルゴーニュ宮廷の伝統と継承をめぐって
2 華燭の祝宴―カトリーヌ・ド・メディシスの宮廷祝祭
3 フェリーペ四世とブエン・レティーロ宮―スペイン王室の祝祭空間
4 絵画の祝祭あるいは名画の饗宴―ダーフィット・テニールス(子)と『絵画劇場』
5 ローマ・バロックの祝祭―ローマ宮廷とベルニーニの祝祭芸術
6 太陽王からルイ大王へ―ヴェルサイユの祝祭に映しだされた王の表象
7 ザクセン宮廷の祝祭―ザクセン選帝侯公子フリードリヒ・アウグスト二世の結婚式
エピローグ 壮麗さの軌跡―祝祭に宿る権力と倫理
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- 和書
- はんぶんこの、おぼろくん
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- 和書
- ポストモダニズムの幻想



