内容説明
永遠の都ローマを知り尽くした碩学が、芸術の都パリと折々のイタリアを逍遥し、何気ない広場や街路や佇まいに秘められた、深い歴史的意味と哀悼と芸術的精華を語る、芸術探訪の必携の書!
目次
プロローグ 旅するマリオ・プラーツ
第1部 パリの光景(白いパリ;パリの二つの相貌;一九世紀の傑作としてのパリ;ルーブル美術館のイタリア絵画;パリの展覧会)
第2部 イタリアの印象(ロマーニャ探訪;ヴェネツィアの匂い;エミーリアの一〇月;ローマの香り;カプリ再訪;カターニャをめぐる変奏;シチリアの感覚)
エピローグ 夢想するマリオ・プラーツ
著者等紹介
伊藤博明[イトウヒロアキ]
専修大学文学部教授/イタリア思想史
金山弘昌[カナヤマヒロマサ]
慶應義塾大学文学部教授/イタリア美術史
新保淳乃[シンボキヨノ]
武蔵大学人文学部講師/イタリア美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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