内容説明
ジャンバッティスタ・ティエポロの“四大陸とアポロン”に、ピエトロ・ロンギの“犀のクララ”に、ピラネージの“ハドリアヌス帝廟の地下基礎の景観”に、カナレットの“キリスト昇天祭の日、ブチントーロの帰還”に、アントニオ・カノーヴァの“横たわるアモルとプシュケ”に、イタリア新古典主義美術とグランド・ツアーに、新しく生まれるアルストピアのネクタルを!
目次
プロローグ ジャンバッティスタ・ティエポロの指し示すもの
第1章 仮面の国のクララ―一八世紀ヴェネツィアとピエトロ・ロンギの喜劇的風俗画
第2章 石積みの美学―ピラネージ“ハドリアヌス帝廟の地下基礎の景観”
第3章 ヴェネツィアと祝祭―カナレットの“キリスト昇天祭の日、ブチントーロの帰還”をめぐって
第4章 抱擁とキス―アントニオ・カノーヴァ“横たわるアモルとプシュケ”再訪
エピローグ 新古典主義、あるいは新しい美の世界
著者等紹介
金山弘昌[カナヤマヒロマサ]
慶應義塾大学文学部教授/イタリア美術史
足達薫[アダチカオル]
東北大学大学院文学研究科教授/イタリア美術史
金沢文緒[カナザワフミオ]
岩手大学教育学部准教授/イタリア美術史
新保淳乃[シンボキヨシ]
武蔵大学人文学部講師/イタリア美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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