内容説明
“ケルビム”の視覚的概念図を媒介的装置として利用し、テクストとイメージを相互に照応させ、観者/読者の内に、多様で堅固な心的表象を創出して「記憶の刺し傷」をもたらすメラヴィリアの業。
目次
1 ピサのカンポサントのフレスコ画『死の凱旋』とドメニコ派修道会の説教
2 寓意と記憶のイメージ―『霊的対話』と「知恵の塔」のサイクル
3 系統樹とその他の概念図―いくつかの使用例
4 シエナの聖ベルナルディーノ
著者等紹介
ボルツォーニ,リナ[ボルツォーニ,リナ][Bolzoni,Lina]
ピサ高等師範学校イタリア文学正教授
石井朗[イシイアキラ]
表象論
伊藤博明[イトウヒロアキ]
埼玉大学教養学部教授
大歳剛史[オオトシタケシ]
東京大学大学院人文社会研究科南欧語南欧文学博士課程(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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