内容説明
ルネサンスの名画の中の名画『アテネの学堂』を見てから、そのままヴィッラ・ファルネジーナに回り、クピドとプシュケの愛の物語の連作壁画を見よう。すると次は、マントヴァのパラッツォ・テの同じ主題の愛の物語に誘われることであろう。さあ、これから美と愛のイメージの旅に。
目次
プロローゴ ラファエッロの誕生
第1章 ラファエッロとスタンツェ(「署名の間」;「ヘリオドロスの間」と「火災の間」;「コンスタンティヌスの間」)
第2章 ラファエッロとローマ(聖母子;肖像表現;ヴィッラ・ファルネジーナ)
第3章 ジュリオ・ロマーノとパラッツォ・テ(フェデリーコ・ゴンザーガとジュリオ・ロマーノ;「プシュケの間」;「巨人の間」)
エピローゴ ルネサンスからマニエリスムへ
著者等紹介
上村清雄[ウエムラキヨオ]
千葉大学文学部史学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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