出版社内容情報
ヨーロッパとロシアを舞台に、近代サーカスの成立と発展を、社会史、文化史、経済史的に位置づけ、孤立した芸術、民衆の笑いの記憶装置として読み解く!曲馬に軽業に高等馬術、床のアクロバットにパントマイム、ジャグリングに道化芸、スポーツ・アクロバットに動物サーカス、空中飛行に綱渡り、定期市の広場から常設サーカスに。ヨーロッパとロシアを舞台に、近代サーカスの成立と発展を、社会史、文化史、経済史的に位置づけ、孤立した芸術、民衆の笑いの記憶装置として読み解く!
第I部 近代サーカスの起源
第1章 近代サーカスの演技空間
第2章 定期市の広場における曲馬
第3章 放浪芸から常設サーカスへ
第II部 ロマンス系サーカス
第4章 初期の常設サーカスと半常設サーカス
第5章 レパートリーの基本構成
第6章 高等馬術
第7章 初歩の道化芸
内容説明
ヨーロッパとロシアを舞台に、近代サーカスの成立と発展を社会史、文化史、経済史的に位置づけ、自立した芸術、民衆の笑いの文化の記憶装置として見事に読み解く。
目次
第1部 近代サーカスの起源(近代サーカスの演技空間;定期市の広場における曲馬 ほか)
第2部 ロマンス系サーカス(初期の常設サーカスと半常設サーカス;レパートリーの基本構成 ほか)
第3部 サーカス芸術の分化と馬のサーカスの衰退(代表的な常設サーカス;馬のサーカス ほか)
第4部 サーカスの近代化(西欧におけるサーカスの近代化;ロシアのサーカスの近代化)
第5部 現代サーカス(第一次大戦後の西ヨーロッパのサーカス;ソビエト・サーカス)
著者等紹介
桑野隆[クワノタカシ]
早稲田大学教育・総合科学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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