内容説明
シュタイナーによれば、思想は抑えがたい強い衝動としてある特定の人物を通じて生まれます。親鸞が襲われた衝動には従来の浄土教の伝統をうち破るものがあったのであり、その新たな衝動がいまも私たちの精神生活に訴えかけているのだと思われます。―歎異抄の魅力に新たな光をあてる。
目次
序章 『歎異抄』と現代の問題
第1章 「一人」について
第2章 「悪人正機」について
第3章 「他力」について
第4章 浄土について
第5章 まとめ
著者等紹介
塚田幸三[ツカダコウゾウ]
1952年生まれ。大阪府立大学農学部卒・英国エジンバラ大学獣医学部修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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