目次
序章 教育改革が幕を開けた!
第1章 ルポルタージュ・生き生きとした子供を育むもうひとつの学校
第2章 ドキュメント・『教育特区』はいかに実現されたか
第3章 なぜ学校改革、教育改革が必要か―私の体験から
第4章 教育改革論「強く自立した個」を育てるために
終章 「教育改革」は使命だ!(小泉純一郎内閣総理大臣VS下村博文衆議院議員)
著者等紹介
下村博文[シモムラハクブン]
1954年生まれ。九歳の時、父親を亡くし、奨学金で早稲田大学教育学部に進む。在学中より塾を経営し、多くの青少年を指導。平成元年より都議会議員、8年より衆議院議員。法務大臣政務官、自民党文部科学部会副部会長。教育改革がライフワーク。各地の民間教育者とのネットワークを築いている
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感想・レビュー
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mazda
18
現役文部科学大臣の本である。大臣は、小さい頃に父親を事故で亡くし、母子家庭で育ったということである。母子家庭では、何よりも「お金」の工面が大変であり、大学進学など考える余裕がないのが実態である。大臣は、チャンスを平等に与えることを念頭に、官僚と戦いながら改革を行っている。現在でも土曜日の授業、633制にこだわらない教育年数など、様々なアイデアを出している。我々としては、前向きな改革に対して援護射撃することが大事なのではないだろうか?2013/05/20
KK
0
2003年に書かれた本書だが、教育界が置かれた現状、抱える問題が10年以上たった今と大差がないことに焦りと不安をおぼえる。2017/12/18