内容説明
“音楽”“テクノロジー”“人間”、相互作用するクリティカルな関係性の探求。
目次
デジタル表現の四つの特徴―ポスト・テクノ(ロジー)ミュージック序論
テクノ(ロジー)の社会学
「反復だからといって退屈とは限らない」―ジャズ、テクノなどにおける反復性の不確かな評価について
今日のポップ・ミュージックにおけるデジタル性の諸問題―サンプリング、サウンド・エフェクト、サウンド・デザイン
表現メディアとしてのコンピュータとネットワーク
「音楽」の消滅とその“痕跡”
「革命」はインターネットではストリームされない
私にとっての機械仕掛けの神、または単なるツール・ボックス
ネットワーク上の音楽スタジオ―GNUsicプロジェクトの意味を再考する
オヴァルプロセス講義―オヴァル的メソッドとその音楽アプローチ〔ほか〕
著者等紹介
久保田晃弘[クボタアキヒロ]
数値流体力学、設計科学(人工物工学)に関する研究を経て、現在はアルゴリズム、インターフェイス、音響の3つをテーマに、デジタル表現に関する思索と制作を行う。多摩美術大学情報デザイン学科「数と知覚のインターフェイス」研究室助教授
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