現代キューバ経済史―90年代経済改革の光と影

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  • サイズ B6判/ページ数 310,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784756320223
  • NDC分類 332.591
  • Cコード C3033

内容説明

いま、「社会主義」キューバで何が起きているのか?外国投資促進、観光産業振興、資源開発、自由市場創設、共同組合農場再編、国営企業改革、個人営業認可、税制改革、政治改革など、革命の成果を守りつつも、急速に進むキューバ経済改革の核心に、豊富な資料とデータで迫る。―中国・ベトナムとも違う、もうひとつの「社会主義開放経済」。

目次

第1部 キューバ経済改革の実態―1990‐1999(白熱する対キューバ投資;外資への市場開放と投資の実状;経済システム変革への着手;アメリカの経済封鎖とキューバ経済)
第2部 「社会主義」経済の発展と限界―1959‐1994(革命の進展と経済の停滞;経済危機の深化と政治改革)
第3部 キューバ社会の行方―2000‐(過渡期にあるキューバ社会;キューバ経済改革の展望)

著者等紹介

新藤通弘[シンドウミチヒロ]
1944年生まれ。66年、中央大学文学部史学科卒業。69年、キューバ農業経済調査団員としてキューバ全土を調査。以後、貿易業務に携わるかたわら、ラテンアメリカの調査・研究を行う。専門はキューバ現代史で、関連論文・翻訳を多数発表している。85年~、アジア・アフリカ研究所(日本)所員。93~94年、ハバナ大学(キューバ)非常勤講師。93~97年、アジア・オセアニア(キューバ)研究所非常勤講師
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