内容説明
だれだって楽しく感じるときがあれば、悲しいときもある。だれだってときには怒るし、怖くなっちゃうことがある。それぞれ個性があるけれど、思っている以上にみんな似ている…。相手の立場や気持ちを想像し理解することで、よりよい人間関係をつくる共感力(エンパシー)の大切さをユーモラスなイラストで伝える、カナダのベストセラー絵本!
著者等紹介
グラヴェル,エリーズ[グラヴェル,エリーズ] [Gravel,Elise]
絵本作家、イラストレーター。2012年に『La cl´e `a molette』(未邦訳)でカナダ総督文学賞を、2022年、カナダの児童文学作家を表彰するヴィッキー・メトカーフ児童文学賞を受賞。多様性・寛容性・他者へのリスペクトと共感性を広げることを目的に、英語とフランス語で子ども向けの絵本やグラフィックノベルを数多く発表している。カナダ、ケベック州在住
ふしみみさを[フシミミサヲ]
上智大学文学部仏文科卒。フランス語、英語を中心に200冊以上の児童書を翻訳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Cinejazz
13
〝 だれだって、世界でたったひとりだけ。 ひとり一人が違ってる…でもね、同じところも、案外たくさんあるんだよ…だれだって、好きになって、大切にしてもらいたいし…そのままの自分を、まるごと受け入れてもらいたい…だれだって、大切にされる価値がある…私たちは、ひとり一人、みんな違う。だけど、同じところも、たくさん、た―くさん…私たちは、みんな、「にんげん」なんだよ❢…〟それぞれ個性があるけど、思ってる以上に、みんな似ている。 相手の気持ちに寄り添い、共感力の大切さをユ-モラスのイラストで伝えるカナダの絵本。 2025/11/03
たくさん
3
誰だって違うけど一緒。あたりまえだけど、一つ一つ考えてみるとこの絵本の言っていることすべてに同意できる一緒だなあと思えることがこんなにもたくさん。感情だったり、状況だったり。自分だけ疎外感を得て落ち込む必要はないよと教えてくれる本です。とてもシンプルで個性を認める絵に明るく前向きな色使い。いいなあと思います。 2025/10/10




