内容説明
この道の先には、どんな景色が広がっているのだろう?町なかの昔からある狭い道・路地の美しい情景140。
目次
沖縄・九州・中国・四国
近畿
東海・北信越
関東
東北・北海道
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねこ
136
この写真集のサイズはInstagramと同じような縦横比。私も路地は好きで、散歩の時は遠回りしても路地を歩きます。どうして私は路地が好きなのかと考えたのですが、きっと幼い頃住んでた家の前が車も通れないような舗装もされていない路地で家の前の道でいつも遊んでいたからだと気づきました。近所の子達といつも遊んでいたなぁ。何だかいいんですよね裏路地。旅行に行くとあっちこっち歩いて探検したくなる。今はGoogleマップで迷子になる事もないので安心して気ままに歩けるのもいいですね。2022/12/30
ねこ
108
前に読んだ事があるのに図書館で返却棚に並んでて前に借りた事を忘れてて再読した本。やっぱり良いなぁ。地方の路地はその土地、土地で特徴があるし、朝、昼、夜で雰囲気がまるで違う。雪や雨が降っている風景。夜の光源の色彩や夜景で彩られる路地なんかも素敵。どれも好きな路地です。ただ私は京都の路地に特に心惹かれます。独特の建築様式と佇まい。心に響く原風景が何枚もありました。いつまででも見ていられます。2024/02/02
M
64
長崎はノスタルジックで。各地の気取らないしっとりとした路地。そこに住まう人々の日常も想起されるような。先斗町、柳小路、二年坂と、ザ・京都の路地も裏切らないはんなりで、やっぱり定期的に訪れたい気持ちになるし、金沢の武家屋敷、茶屋街もまたゆったりとした心地になれる。郡上八幡、いがわ小径、ああ行ってみたい。すっかり飛騨高山の気分に。本を閉じても余韻に包まれました。2022/10/06
ポチ
54
人が2人並んで通るのがやっとの鄙びた路地。思わず入り込んでしまいたくなる。何処へ誘ってくれるのだろう。2021/11/07
シフォン
51
尾道、京都、金沢、岐阜、月島、喜多方、小樽の古い家屋が残っている路地を選んで紹介している。狭く、場所によっては蛇のように曲がりくねっている路地、両側には木造の家屋が立ち並んで、昔の面影そのままになんともいえない風情を感じる。同じ路地でも、春と冬、晴れと雨のような四季や天気や昼と夜では雰囲気が異なる。雪や雨の夜は幻想的。紫陽花や藤のような花や緑のある風景もいい。2022/08/16