内容説明
ようこそ、画家たちが描いた部屋。1日1作、366日、美しい部屋の情景を描いた「室内画」を楽しもう。
目次
1月 January うれしき訪れ 入り口、戸口、玄関
2月 February 来客あり ドローイング・ルーム
3月 March 住み心地のよさ リビング・ルーム
4月 April 煙と湯気と音と キッチン
5月 May 会食の美学 ダイニング・ルーム
6月 June 光と風のロマン 窓辺の情景
7月 July 開かれた部屋 ヴェランダ、テラス、温室、サンルーム
8月 August ピーター・パンよ、帰れ 子ども部屋
9月 September レディの光と影 女性の部屋
10月 October 小宇宙の快楽 書斎、アトリエ
11月 November 夢の洞窟 寝室
12月 December 外にある部屋 公共の部屋
著者等紹介
海野弘[ウンノヒロシ]
1939年東京生まれ。評論家、作家。早稲田大学ロシア文学科卒業。平凡社に勤務。『太陽』編集長を経て、独立。美術、映画、音楽、文学、都市論、ファッションなど幅広い分野で執筆を行う。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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日曜日のクマの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
49
絵画の絵を楽しむ1冊。返却期限が迫っていたので解説は読めませんでした。画家によって絵のタッチが違い、時代背景、生活感も感じたり、背景の中に子供や猫がいると微笑ましく感じました。2022/03/08
はな
28
どれも素敵で見応えありでした。フラゴナールの絵はどれも好き。ジャン・ペローのパリオペラ座の絵など見たい絵画もたくさんあった。2022/10/06
がらくたどん
28
ちょっと気が早いが自分用のクリスマスプレセント候補。プロローグでミス・マープルへの言及もと聞いて「下見」に図書館で借りてきた。ミス・マープルへの言及はほんのサラリだったが、本編はかなりの充実度。366日の日めくりシリーズの1冊。各月のテーマも玄関から応接間・居間・キッチン・テラスへと進み子供部屋・寝室とプライベートルームに案内してもらい、最後は屋外の「部屋」で終わる。憧れの知人宅を訪問し歓談後に連れだって屋外へ出かけた気分になる。ソフトカバーだが本体ページの紙質は良い。この価格でよく頑張った。いい感じ♪2021/11/18
くさてる
23
西洋絵画における「室内画」を集めた画集。入り口、玄関に始まって、キッチン、窓辺、寝室、アトリエ、女性だけの部屋……と分類された内容が、分かりやすく解説されています。厚さたっぷりで読み応えと見ごたえの両方が満足できる一冊です。2021/11/27
うなぎ
22
大当たり。ドールハウスをのぞいてる感覚を1ページ1ページ噛みしめながら楽しんで読んだ。デンマークの画家など知らない素敵な絵が8割近くある中、好きな画家ヴュイヤールもかなりあったし、ヴァロットンもあるわ、フェルメールやハンマースホイもあるわ、カールラーションやルノワールもあるわで、買って後悔なしの濃い内容だった。2021/09/15
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