内容説明
モネ、ルノワール、ゴッホ、クリムトなどの巨匠たちの名作から、北欧やロシアなどの知られざる作品まで、366点の風景画を収録。
目次
Introduction 風景画―美しき眺めへの招待
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
著者等紹介
海野弘[ウンノヒロシ]
1939年東京生まれ。評論家、作家。早稲田大学ロシア文学科卒業。平凡社に勤務。『太陽』編集長を経て、独立。美術、映画、音楽、文学、都市論、ファッションなど幅広い分野で執筆を行う。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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starbro
225
モネ、ルノワール、ゴッホ、クリムトなどの巨匠たちの名作がふんだんに散りばめられています。風景画好きにはたまらない1冊でした。1作品、約50億円だとして366作品で総額約2兆円となります。イーロン・マスクやビル・ゲイツなら全部買えます(笑) https://pie.co.jp/book/i/5445/2021/02/25
tulip
68
美しい風景画に癒され、穏やかな気分になれる画集です。旅行も美術館巡りも控えているこの頃、366作品を手元でゆっくり眺めると幸せに包まれます。ゴッホ、モネ、クリムト、デュフィ、ルソーの知らなかった絵もあり楽しめました。おすすめです。2021/04/15
けんとまん1007
63
言葉にできないとはこの本のこと。いつまでも眺めていたいと思う。こうやって観ると、それぞれの画家のタッチや視線の違いが、よくわかる。自分の誕生日はゴッホ、かみさんの誕生日はシダネル、娘の誕生日はユオン、息子の誕生日はロノアールだった。2022/10/15
らん
32
なんて美しいんだろう。パラパラめくるだけで幸せな気分にひたれる。好みの絵ばかり。今の私の心にすっと入ってきたのは1月24日モネ「ラヴァクールのセーヌ河の夕日、冬の効果」5月7日ボリス・クストーディエフ「小さな青い家」7月29日ドービニー「日当たりのよい小川のある風景」8月5日コンスタンチン・コローヴィン「庭、グルズフにて」。川の水面の煌めきや木漏れ日を感じるものが今の気分。モネはやはり美しいけどクリムトもいい。「アッター湖にて」青いさざ波が心を落ち着けてくれる。たくさんの風景画が心にあかりを灯してくれる。2022/10/01
ケイティ
32
発売を知ってから、ようやく書店で現物を手に取り速攻レジへ。一日一作品の風景画とともに解説やコメントが少し掲載されています。主にヨーロッパの風景が多いので、日本の四季とは異なるのでまるで旅行しているような感覚。もともと好きな絵だけでなく、これで初めて知った作品も私は多数ありました。手元に置いて、日付に関係なくパラパラと見ると何とも心が癒され休まる。いわゆる印象派がお好きな方にはぜひおすすめ。もっと解説が欲しいくらい、どれも興味をそそられます。美術展や現地の美術館に足を運べる日がさらに楽しみになりました。2021/05/17