内容説明
目が離せなくて、ぞっとする。ヒトの体はどうなっているのか?人体への関心とその解明への飽くなき探究心と歴史を物語る、古今東西の人体解剖図を蒐集。
目次
第1章 全身(エコルシェ;筋肉 ほか)
第2章 内部を覗く:解剖体(脳;消化器官 ほか)
第3章 生殖(生殖器官;妊婦 ほか)
第4章 上半身(頭蓋;頭部と頸部 ほか)
第5章 下半身(脚;足)
著者等紹介
エーベンステイン,ジョアンナ[エーベンステイン,ジョアンナ] [Ebenstein,Joanna]
ブルックリンを拠点とする独立研究者、キューレーター、写真家。ブログ「Morbid Anatomy(病理解剖学)」をプラットフォームに、図書館やイベントを運営
布施英利[フセヒデト]
解剖学者・美術批評家。1960年生まれ。東京藝術大学美術学部芸術学科卒業、同大学院美術研究科博士課程修了(美術解剖学専攻)、東京大学医学部助手(解剖学)等を経て現在に至る。科学と芸術が交差する美の理論を探究し、これまで、美術と解剖学に関する50冊ほどの著作がある
植村亜美[ウエムラアミ]
博士(学術)。東京藝術大学美術学部芸術学科卒業、同大学院美術研究科博士課程修了(美術解剖学専攻)。同大学院美術研究科美術解剖学研究室非常勤講師を経て、現在はフリーランスで美術解剖学関連の書籍の翻訳などを手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おーね
6
怖いもの見たさもありましたが、医療関係者よりも画家が描いていたりして、好奇心も強かったのだろうとみているだけで感じます。描かれているバックグラウンドを想像すると怖いです。2021/04/23
kaz
1
自身の分類上はアートにすべきなのかもしれないが、ちょっとアートにする気になれなかった。美しさよりも、リアルなインパクトの方が強く感じられる。しかし、内臓はもちろん、胎児の様子等はどういう状況で記録されたのかと考えると、ちょっとゾッとした。図書館の内容紹介は『古い解剖学の本に収められた解剖図を選び出し、体系化して編集。ヨーロッパのルネサンス時代から近代までのものを中心に、20世紀のノーベル生理学・医学賞の研究で使われた現代の図、中国や日本の江戸時代の図も掲載する』。 2021/01/31
azu3
1
誰向けの本かなぁと。翻訳監修者の解説によると、美術大学では美術解剖学なる授業があるよう。なるほど。それにしてもすごいわ、昔の人の、知ることへの貪欲さは。2021/01/16
Qfwfq
0
★52020/10/11
-
- 和書
- どうぶつむらのサンタさん