懐かしくて新しいレトロスタイルデザイン

パイ インターナショナル【編著】

パイインターナショナル（2019/02発売）

• サイズ B5判／ページ数 221p／高さ 26cm
• 商品コード 9784756251510
• NDC分類 674.3
• Cコード C3070

出版社内容情報

インスピレーションをかきたてる、最新レトロデザインが満載

レトロなデザインはいつの時代も根強いファンが多く、様々な分野でクリエイターのインスピレーションを刺激してきました。本書では、古き良き時代のグラフィックデザインや印刷・加工技術に影響を受け、現代のエッセンスを巧みに加えた、斬新な作品の数々を紹介します。

パイ インターナショナル［パイインターナショナル］
編集

目次

イラスト・写真
ロゴ・装飾
ショップ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[よこたん]

どこかひなたの匂いのするような、あんまりキラキラピカピカしていない、やさしい色彩が多くて、こっちに強引に攻めてこない慎ましやかさも感じる。レトロだわ〜懐かしい雰囲気だわ〜と言っても、実際、その時代に生きていないのだけど(笑)　果物のモチーフが好き。レモンやリンゴなんかが木になっていて葉っぱが付いているのは特に。食いしん坊の性だろうか。「里芋ころ煮まんじゅう」の郷愁を誘う素朴なパッケージ、こんなの見たら買っちゃうだろうな。中身をより引き立てるパッケージって、相当大事。こんな趣のレターセットが欲しくなった。

2020/09/29

[リコリス]

お土産を頂いた時そのパッケージの可愛さに思わず歓喜してしまうことがある。レトロをコンセプトに「イラスト・写真」「ロゴ・装飾」「ショップ」に分けて紹介されていてどこか懐かしく新しくてかわいい。メープルマニア、パターバトラー、フランセなど馴染みのあるものを見つけるのも楽しい。「バターのいとこ」ってなに？「山田のフラヰ」のインパクトが強烈！七宝柄を色付けする部分だけで金魚や鳥に見せる「築地ちとせ」のアイデアもいい。小学館文庫の「あやしい隣人たち」と「姫と王子のロマンスと」がとても気になって読んでみたくなった。

2020/08/10

[なつ]

いつかの時代の懐かしい感覚を現代へ。イラストに模様にレタリングに色使い。これらを見ると心が踊ります。日常で見かける様々なところに使われるだけあり、レトロなデザインはとても人気があることがうかがえます。中にはマツオヒロミさんが手掛けた表紙の本も載っていて心の中でガッツポーズ(笑)　この方のイラスト、とても好きなんですよね。　

2019/10/10

[アカツキ]

懐かしい雰囲気を醸しつつ新しいレトロデザインの商品、包装、広告を紹介するビジュアルブック。レトロに現代のセンスをうまく取り入れたパッケージにうっとり…。眺めているだけで楽しかった。資生堂パーラーのショコラパリエシリーズ、SABONのパッケージは高級感があって美しい。飾ってあるだけで美レベルが上がりそう…。

2025/02/21

[hitotak]

レトロな雰囲気あふれるお菓子や化粧品、本の装丁などのパッケージ写真集。とにかくどれもこれも可愛く、センスのかたまりのようなパッケージばかり。実際に手に取ったり、もらったりしたものもいくつか載っているが、ここまでまとまって見せられると壮観。デザインが良いと中身もよく見えてくるので、特にお菓子やお土産品はパケ買いになってしまう。東京駅限定などの都会のお菓子だけでなく、地方の観光地土産のパッケージも素晴らしく可愛いものが多く載っている。旅に出てこのお土産買いたいな～、と思ってしまうものがいくつもあった。

2020/09/27