内容説明
よいか、きみたち。いまからむかしむかしのはなしをするぞ。まだわしらがカエルではなかったころのはなしじゃ。どうやっていまのすがたになったかというとな…
著者等紹介
サトウマサノリ[サトウマサノリ]
福島県相馬市生まれ、。武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒業。企業やテーマパークでキャラクター制作に携わる。担当は商品企画、デザイン、監修、4コマまんがの原案など。本書は第17回ピンポイント絵本コンペ(2016)で最優秀賞を受賞した絵本を元に描き下ろしたもの(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ままこ
84
ケロ〜ッと声まで聞こえそうなインパクトある表紙。昔話風に語られるカエルのユニークな誇り高き進化伝説。「おっとあぶない!」必死に生き延びる為にあんな事やこんな事。独創的に姿を変えていく。ラストの進化系は…(笑)あとがきも興味深く面白かった。2019/01/05
☆よいこ
73
絵本。カエル進化のお話▽しろいふわふわの中に目と口がある海の生き物だったまるいものが、大きな口に追いかけられる「おっとあぶない!」←ここまでがプロローグかい。中表紙が遠いなw▽「くわれてたまるか」をかけ声に、逃げて逃げて生き延びた姿がカエルになった。「よいか、わかい きみたち。ピンチが わしらを つよくしてくれるんじゃぞ」姿を変えてたくましく生きる仲間たちは、ますます進化?していくハズ。「わたしたちは、いったいなにものなのか―――?」あとがきまで読んであげたい。2018年刊2024/02/06
mug
45
表紙裏から素敵!この色使い!開いた瞬間、娘と共に「きれい…」とつぶやいてしまった😍 沢山の危機を乗り越え、形を変えながら生き延びてきた蛙。“こうやって進化して、今の蛙の姿になったのか〜”と、つい信じてしまいそうになる、よくできた物語だった。2021/10/11
かおりんご
30
絵本。ちょっと進化論風なので楽しみながら読めるかも?低学年くらいでも楽しめそうです。2018/10/21
たーちゃん
28
蛙がどうやって生き残って今の姿になったかが描かれていています。弱肉強食、大変な世界です。2020/06/13