内容説明
海中できらめく極彩色の宝石!珠玉のウミウシとその仲間たち、約110種。
目次
キレイなウミウシ
かわいいウミウシ
かっこいいウミウシ
インパクトのあるウミウシ
ウミウシの表情
ウミウシの模様
著者等紹介
中野理枝[ナカノリエ]
琉球大学大学院理工学研究科博士後期課程修了。博士(理学)。現在、公益財団法人黒潮生物研究所研究員、NPO法人全日本ウミウシ連絡協議会理事長。日本貝類学会、日本動物行動学会、日本動物分類学会所属。専門は後鰓類(ウミウシ)の行動生態学と分類学
熊谷香菜子[クマガイカナコ]
科学コミュニケーター・ワークショップデザイナー。大学院では、嚢舌目のウミウシの餌海藻と歯の形態の関連について研究。現在は都内科学館に勤務し、ワークショップの開発や来館者との対話の場づくりに従事
高橋麻美[タカハシアサミ]
科学コミュニケーター。大学院では、造礁サンゴの海洋酸性化に対するストレス応答を研究。環境教育の経験から科学の発信や対話の場づくりに興味を持ち、都内科学館に勤務。現在は大学にて材料科学研究のプロモーションに従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫綺
123
遠い日さんの感想を伺って…。 きっと宇宙からの訪問者だよね、 この世のものとは思えない美しさにうっとり♪ ウミウシと一括りには出来ない色や形の多様さに、ただただ驚くばかり‼2017/08/06
(C17H26O4)
79
ウミウシを愛でる本。およそ110種のウミウシの写真集。かわいい奴、キレイな奴、かっこいい奴、どれもこれも個性的で、それぞれに美しい。そしてなんだか妖しくて、独特の模様や形をしばらく見つめているとちょっとゾワっとしてくる。発光しているみたいな鮮やかさ、透明感。神秘的だなあ。表紙の奴はホシゾラウミウシ。名前も素敵。カンナツノザヤウミウシはピカチュウみたい。イチゴミルクウミウシなんていう薄ピンクのもいる。アカフチリュウグウウミウシは鬼か悪魔みたいな奴。2022/07/22
とろこ
70
一口に「ウミウシ」といっても、本当に様々な形や色、模様がある。そして、みんな美しい。スライスされたレモンのような。トトロやピカチュウのような。ウサギのような。フリルのような。ナスカの地上絵みたいなウミウシさんや、怪獣映画に出てきそうなウミウシさんも。毒々しい色合いのウミウシさんも、やっぱり綺麗。多くの種類のウミウシさんは、寿命が1年未満だと知り、ますます愛おしくなった。ほとんどのウミウシさんは体長1~4cmだけれど、アメリでは、75cmのウミウシさんが確認されたことがあるらしい。2018/05/20
鱒子
58
図書館本。p22 オオアリモウミウシが、森の中のちびトトロにしか見えないっっ!これはめっちゃかわいいです(≧∀≦) 多くの種は体長1〜4センチ、寿命は1年未満と知ると、儚くも可愛らしいこの生物に、更なる感銘を受けます。2018/05/05
ちえ
40
読友さんのレビューより◆なんてカラフル、なんて不思議な生き物!!ありとあらゆる組み合わせの色に、ネーミングも楽しい。○○リュウグウウミウシがいくつもいるしオトヒメウミウシもいる(可愛い☆彡)水面に浮かびながら生活しているアオミノウミウシの姿はドローンみたい。捕食したものの毒を使うという生存政略も凄い!ダイアナウミウシやアオウミウシの顔は可愛いけれど、アカフチリュウグウウミウシやスルガリュウグウウミウシは鬼が来たのかと。オホーツクにいるクリオネもウミウシの仲間なんだ。とってもユニークなウミウシの世界を堪能。2022/08/27