内容説明
みちひと君はカレーが大好き。でも野菜は捨てちゃえと手を伸ばすと、なんとカレーの中に吸い込まれてしまいます!!気がつくと、怖い顔をしたエンマさまによる「さばき」が始まり…。対象年齢:3歳くらいから。
著者等紹介
ひげラク商店[ヒゲラクショウテン]
安楽雅志。1975年鹿児島生まれ、広島県呉市育ち。愛知大学文学部卒。2000年より、プレジャー企画お絵かき隊の似顔絵師として名古屋を拠点に活動を開始する。鳥瞰図・飲食店の壁画や看板・観光土産など、『ニッポン』をテーマにダイナミックで懐かしさとユーモアに富んだ制作を行っている。アメリカでのTシャツ販売やパリでの個展・絵画販売など、海外での活動も広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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みかん🍊
86
ママの作ってくれたカレーを横取りしたり嫌いな野菜をぽいぽい放り出したり我儘放題のみちひとくんはカレーに吸い込まれカレー地獄へ落とされる、カレーの料理方法でお仕置きされるのが面白い、好き嫌いしないという食育絵本です。鮮やかな色彩のイラストとカレー地獄の世界の紹介図が楽しい。2017/04/02
MI
83
今日の晩ご飯はママの手作りカレーライス。男の子は妹のカレーをつまみ食い。しかし野菜が嫌いで、人参もジャガイモも全部よけてしました。そうしたら、カレーの中に吸い込まれてしまいました。地獄のえんまさまが、「なんで野菜を食べなかった?妹の分を横取りして。そんな子は地獄行きじゃー。野菜が食べられるまで元の世界には返さない!!」男の子はカレー地獄に落とされました。コミカルな絵で好き嫌いなく食べようの食育絵本。2023/11/03
ままこ
76
アクが強い懐かしい感じの絵柄。ダジャレのオンパレード食育絵本。好き嫌いが激しいわがままな男の子。カレーの中に頭からスルルルル吸い込まれた先はカレー地獄。本編とは別の巻頭〈カレー地獄温泉郷〉巻末〈カレー地獄商店街〉もニヤリと笑える。ダジャレ好きな人か子供向け。2018/07/14
nakanaka
67
うちの子たちはカレーが好きなのでいつも残さず食べてくれるので絵本の男の子のようではありません。中にはカレーが嫌いな子も当然いるのでしょうね。迫力のある絵とカレー地獄というインパクトで子供ウケは良いのかもしれませんが中身はそうでもないような…笑。2018/10/05
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
47
カレーに入っている野菜が嫌いで野菜を捨てたり、妹に悪さをしたら、地獄に行ってしまったみちひとくん。そこは地獄は地獄でもカレー地獄。地獄のお仕置きもカレーに纏わるもの。羅生門のような展開もあり、とても楽しめる1冊でした。迫力ある絵がぴったり。2022/04/20