内容説明
素材別、ヴィンテージの世界、作家たち、モチーフ別という4つのカテゴリーで約800点のヴィンテージブローチを収録!
目次
1章 さまざまな素材(象牙と骨;陶器;木 ほか)
2章 ヴィンテージの世界
3章 作家たち(イザドラ・パリ;ステファン・ラヴェル;シレア・パリ ほか)
4章 モチーフいろいろ(海;乗りもの;スポーツ ほか)
著者等紹介
エベール,エリック[エベール,エリック] [Hebert,Eric]
ボタン・アクセサリー専門家。フランス、パリ近郊在住。パリのヴァンヴの蚤の市に、幅広い時代に作られたボタンとアクセサリーの専門店を出店している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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yomineko@猫と共に生きる
59
全部欲しくなる!美しいブローチ。付けるのが勿体ないので飾り用で!昆虫のモチーフは主にヨーロッパで好まれるのかな?クリスマスツリーのブローチはセーターに付けて自慢したい逸品。綺麗です✨✨✨2023/09/16
あじ
50
エリックさんの前著「世界の美しいボタン」は、華々しきボタンたちの舞踏会に胸が踊りました。今回は「ブローチ」のファッションショーに見参。古今東西のミューズたちがポーズを決めていく横で、私は首を捻る。“ずっキューン”を全く感じない…、好みに合致するモデルが不在なのでした。なんだか野暮ったいデザインのオンパレード。これがブローチの潮流なのかと思えば、文句は言えません。その中で現在活躍されている日本人のアーティスト、下村香さんの作品には【いいね】を押したい。あとネズミ取りブローチに【笑】2017/08/04
けろり
38
どれも素敵でうっとりしてしまいました。2018/05/24
じゃすぽ
24
このシリーズのボタンを見た時は、ブローチかと思うほどだったけど、ほんとのブローチはまた格別。ボタンに比べて規格がない分、さらに自由で、一層きらびやかで、遊びのある可愛らしいものもあって。小さくても、作る人の愛情の大きさを感じた。見せ方が上手なところにすら、うっとりしてしまう。2017/01/07
りりす
22
どれも美しくて可愛くて、欲しくなってしまう。ブローチに限らず、ヴィンテージは遊び心のあるデザインが多くてほんとうに楽しい。印象的だったのは、想いのこもったブローチ。ハートの木製ブローチに小窓と扉を付け、戦地にいる夫の写真を入れる。可愛いお家のブローチには、家で待つ妻の写真を入れる。私はこんな平和な時代にいるからただの丸いロケットに写真を入れるのすら小っ恥ずかしいけど、戦争当時の恥ずかしいなんて言ってられないストレートな愛情がきらきらしている。ブローチに遺髪を入れたいと思えるほどひとを愛したい。2017/01/14