内容説明
建築家アントニ・ガウディの建築群、“モザイクの首都”ラヴェンナのビザンチン様式の聖堂内、古代ローマ時代の都市遺跡、壮大なモスクに散りばめられた青の世界、アジアの黄金の寺院等、一度は見てみたいモザイクがギュッとつまった1冊。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nuit@積読消化中
125
派手なものから渋いものまでモザイク画はなぜか見てて飽きない。本書は巻末に簡単な解説付きで、じっくりと写真で各国のモザイク画のみを堪能出来るのが嬉しい。そして何よりも文庫を正方形にしたようなコンパクトサイズなので、鞄にチョイと入れて外出先でも心の癒しに開いて眺められる(笑)。モザイク画はというと、個人的にはカラフルなものより、遺跡にある渋めのものが好き。中でも、スペインのコンプルトゥム遺跡やイタリアシチリア島にあるヴィッラ・ロマーナ・デル・カサーレなど、いずれも古代ローマ時代の遺構になぜか心惹かれる。2018/04/24
マエダ
94
モザイクという言葉はどうもギリシャ神話の9人の女神ムーサイに由来していて、石、ガラス、金属、タイル、貝殻等の細片を隙間なく敷き並べて、装飾する美術技法とのことで、よく神戸などでモザイクと聞くがなんのことか分からなかった為豆知識が増えた。2016/05/01
鱒子
74
図書館本 モザイクタイルといえばモスク!という気がしていましたが、実は世界中いたるところに。美しいなぁ。自分でやりたい気持ちもちょっと湧き上がってきましたが、作業過程を考えると気が遠くなります。モザイクタイルの職人さんは偉大だ!2021/02/27
みーちゃん
73
石やガラスやタイルなどを敷き詰めて装飾する色々なモザイクの写真集です。 モザイクについてあまり知らなかったけれど、色タイルを敷き詰めることでもグラデーションがとても綺麗だったり、物や人物の影までもがとても細かく表現されたりしていて、とても美しいなと思いました。実際に見てみたいです(,,・ω・,,)2022/02/03
シャトル
61
「世界で一番美しい天井装飾」のレビューで「モスク内部のモザイク凄いな!」と書いたときに、お気に入りさんからオススメ戴いた本。携帯できるようにか、かなり小さい写真集だが、豪華絢爛なモザイクが多数掲載されており、好きな方にとって至福の時をすごせること間違いない。モザイク・・ギリシア神話の9人の女神ムーサイに由来した言葉。石、ガラス、金属、タイル、貝殻などの細片を隙間なく敷き並べて、床面や壁面を装飾したもの。耐久性に富み、美しく輝かしい色彩が半永久的に得られる。古代エジプト時代から使われている装飾技法らしい。2015/09/15