内容説明
世界中で愛されるunikkoを生み出した、マイヤ・イソラ。テキスタイルデザインの歴史にビビッドでカラフルなワンシーンをもたらした、マイヤ・イソラの生涯と作品たち。
目次
1 デザイナーマイヤ・イソラの誕生
2 仕事と旅と人生
マイヤ・イソラのスケッチ
3 晩年のマイヤと引き継がれるデザイン
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aisu
12
マリメッコ・スピリッツ展にて購入。この展覧会は現在活躍中の3人がメインですが、マリメッコといえばアレという感じのあのデザインをしたのはマイヤ・イソラ。彼女の生涯(1927〜2000)が、美しい自然などの写真、彼女のデザインした作品、スケッチなどたくさんカラーで紹介され、語られています。マリメッコ社の変遷や、テキスタイルデザイン、デッサンから製品化までの過程など、興味深く読みました。彼女の花や動物の絵は観察と正確なデッサンと愛情に溢れている気がします。2019/10/07
taMa
12
「マリメッコ」のデザインといえばこの人。デザイン画もたくさん載っていて見ているだけで楽しい一冊です。2014/10/19
shou
4
マリメッコの個性的なデザインを生み出したデザイナーの人生を追いながら作品を鑑賞する。自立心の強さや激しい愛し方が、主張の強いデザインを生み出したのだろうか。2014/12/28
桐一葉
3
慈しんで生きた日々が作品に投影されているんやなぁー。すっきりと、過剰に盛り込まれていないデザインはこうして生まれていたんですね。2019/10/15
さえ
3
子供の頃の紙人形遊びの資料がすごいです。自作のお家がすばらしくって、見惚れてしまいました。「最も大切な自由とは、失敗が許される自由」というのがいいなと思いました。テキスタイル名がフィンランド語なのでしょうか…読めません。所々には載っていたのですが、読み方と意味があるとよいなと思いました。2013/03/20