内容説明
誰もが知っているあの物語の舞台へ。写真で巡る名作アニメの旅。
目次
『魔女の宅急便』―スウェーデン・ストックホルム
『天空の城ラピュタ』―イギリス・ウェールズ地方
『アルプスの少女ハイジ』―スイス・マイエンフェルト
『ピーターラビット』―イギリス・湖水地方
『赤毛のアン』(1)―カナダ・プリンスエドワード島
『赤毛のアン』(2)―カナダ・プリンスエドワード島・グリーン・ゲイブルズ
『紅の豚』―イタリア・アドリア海周辺
『茄子 アンダルシアの夏』―スペイン・アンダルシア地方
『海のトリトン』―ギリシャ・サントリーニ島
『トラップ一家物語』―オーストリア・ザルツブルク〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
46
風景の多くは、どこかに青い水をたたえている。海であったり湖であったり。海外の風景はコントラストがはっきりしていて、彩度が高い。日本の風景はコントラストも彩度も控えめに感じられる。アニメの風景にどこか異国を感じるのは、この違いだろうか。「架空のヨーロッパ」をめざしてのアニメ制作であっても、それを絵にするために、実際に滞在するなどしてスケッチを描いている。そこはもう想像だけでは追いつかない世界だろう。現実の風景にある要素を踏まえることが、架空の風景をしっかりと支えていることがよくわかる。それにしても絶景だ。2022/06/08
りんご
36
目の保養ー。ジブリ作品、世界名作劇場などの舞台になってるとこの写真をどうぞ。まず表紙からいいじゃないのさ、ねえマシュウ。そうさのう。アニソンが好きなので、写真、アニメの一コマ、説明文を読みながら脳内では音楽が流れ出しますね。数作品は設定資料のスケッチが収載されてて、ラスカルが嬉しいな。スターリングってなんとも言えない覇気のない顔してて好き。この豊かな森にラスカルはいたのかしら。2022/07/30
ユウユウ
22
ハウス名作劇場懐かしいな。2019/11/18
P太郎 ̄(=∵=) ̄
21
名作アニメ、TVや映画で見た場所、ここだった!見開きで1作品でほぼ風景写真ですが絶景⛰️魔女宅のストックホルムきれい✨ラピュタはウェールズなんだ、飛行シーンで見た木が!赤毛のアン、プリンスエドワード島はロマンしか感じない🏠ルパン三世、ルーブル美術館は城塞だったのね🏰小公女セーラ、インドのダイヤモンド発掘事業者の娘だったのね~羨ましい💎ガンダム哀戦士、アマゾンあったあった、シャアのズゴック🦀2023/05/20
ブックマスター
21
図書館。44作品の名作アニメの舞台として登場した国や街の景色を、ユーモラスな文章とともに振り返ることができる一冊。世界名作劇場など少し懐かしい作品が多く、個人的に知っている作品ばかりだった。一部の作品には設定資料のおまけつきで、アニメファンとしては嬉しい。「天空の城ラピュタ」の舞台イギリスのウェールズ地方、「紅の豚」の舞台アドリア海、「おもひでぽろぽろ」の紅花畑など、写真を見ただけでアニメのシーンを思い出す景色が盛り沢山。ページ毎に添えられた一文にセンスを感じる。「自由に生きるには、地上だけでは狭すぎる」2021/11/20