出版社内容情報
内容説明
星のうごき/明るさと色/星までの距離/春・夏・秋・冬の季節の星座たち/星座になれない星/天の川って?/彗星と流れ星/星の一生…など、楽しい絵本を見るだけで、これだけの情報がわかります。
著者等紹介
渡部潤一[ワタナベジュンイチ]
自然科学研究機構国立天文台天文情報センター広報室長。総合研究大学院大学数物科学研究科天文科学専攻教授。理学博士。彗星、小惑星、流星など太陽系天体の研究、特に彗星を中心に太陽系構造の進化に迫る。最新の天文学の成果を講演、執筆などを通してやさしく伝えるなど、天文学の広報普及活動にも尽力。1991年にはハワイ大学客員研究員として、すばる望遠鏡建設推進の一翼を担った。国際天文学連合では、惑星定義委員として準惑星という新しいカテゴリーを誕生させ、冥王星をその座に据えた
斎藤紀男[サイトウノリオ]
宇宙航空研究開発機構有人宇宙環境ミッション本部宇宙環境利用センターきぼう利用プロモーション室アドバイザー。(財)日本宇宙少年団(YAC)本部相談役。ロケット・人工衛星・国際宇宙ステーション開発から地球観測までの幅広い宇宙関連業務に携わった経験をベースに「きぼう」日本実験棟の利用促進のプロモーションを務める。また、こどもたちの宇宙への夢を育てるYACの活動に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
104
かわいいイラストに彩られているけど、タイトルの印象よりもずっと高度な本。国立天文台天文情報センターと宇宙航空研究開発機構が「宇宙の不思議を子供たちがさらに深く理解できるように」監修。中学レベルの知識までを含めて解説したとの事だけど、大人でもここまでの知識を持っている者は多くないのではないだろうか。ベガ・アルタイル・デネブで形成される夏の大三角形。ベガは織姫、アルタイルは彦星の正式名。恋人達に挟まれたデネブに想いを馳せると切なくなる(T_T)。2011年7月初版。興味深い数字をコメント欄に覚書的にまとめる。2016/05/20
mocha
61
星について、さまざまな角度からわかりやすく興味を持てるように紹介されている。この手のかがく絵本としてはとびきりイラストがおしゃれなシリーズなので、大人女子にもおすすめ。2021/02/10
おはなし会 芽ぶっく
14
『小さな本の大きな世界』 https://bookmeter.com/books/10779963 で紹介されていた本。『はじめてのうちゅうえほん』 https://bookmeter.com/books/2986542 は息子が保育所の頃好きだったのですが、こちらは未読でした。内容は高度ですが、子どもに分かりやすくかかれているシリーズの1冊です。2021/01/31
しぃ
12
夏の大三角形を習っている小4へ。自主学習ネタにしました。分かりやすい。2023/07/13
さくら@絵本記録
8
【4歳10ヶ月】一人読み。久しぶりにプラネタリウムに行った後読んでいました。冬の星のページを見て『これとこれとこれ、プラネタリウムで出てきたね!』と言っていた。ぼーっと見ていた母は記憶が曖昧…笑2022/02/14