アスキー新書
アキバをプロデュース―再開発プロジェクト5年間の軌跡

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784756150554
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C1230

内容説明

集客力があるように見える“街”でも、方向を見定めないと、すぐに衰退してしまう。駅前の再開発が進み、来訪者、居住者が増えた秋葉原であっても、それは例外ではない。「ビル栄え、街いっそう栄える」ための街づくりの勘所とは何か。秋葉原クロスフィールド「産学連携機能」プロデューサーである著者が、「秋葉原再開発」「産学連携と街づくり」を語る。

目次

第1章 変貌をとげる「アキバ」(変化し続ける街、発信し続ける街;秋葉原再開発への取り組み)
第2章 秋葉原とアキバ―テクノとオタクの街の特徴(秋葉原の特徴を掴む―地域の特性を概念的に把握する;「アキバらしさ」の本質は何か)
第3章 秋葉原クロスフィールド構想(「二つの連携、三つの支援、二つの交流」―産学連携の基本コンセプト;産学連携の二つのテーマ;高層ビルにベンチャーインキュベーション施設?;フロア不足で涙をのんだ企画群;構想の実現に、さまざまな壁を乗り越える;産学連携機能の今後の展開)
第4章 アキバテクノタウン構想(テクノアキバをプロデュース;「テクノタウン構想」の第一の柱「インキュベーション」;テクノタウン構想の第二の柱「プロモーション」;テクノタウン構想の第三の柱「エデュケーション」;テクノタウンで「アキバ理科室」;「アキバ・ロボット文化祭2005」;秋葉原の新記録を樹立「アキバ・ロボット運動会2006」)
第5章 安心して楽しめる街づくりへ(観光客を安全に帰路へ―「アキバセーフティ&セキュリティタウン構想」;「万世橋」の再開発を構想する;「万世橋」構想の基本コンセプト;万世橋地区再開発を機に、具体化したアイデア;アキバでマーケティング研修;構想への賛同と批判と)

著者等紹介

妹尾堅一郎[セノオケンイチロウ]
1953年東京都生まれ。慶應義塾大学卒業後、富士写真フィルム(当時)入社。英国国立ランカスター大学経営大学院博士課程修了。慶應義塾大学、東京大学などを経て、東京大学国際・産学共同研究センター客員教授、NPO産学連携推進機構理事長など。専門は、問題学・構想学、知財マネジメント、技術経営論、先端人材育成、産学連携/学術事業プロデュース(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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akira

16
図書館本。新書。 2007年ごろの話。電車男と2ちゃんねるで萌えとアニメも全国区となった頃のアキバ。その中でテクノを中心としてアキバを産学連携促進市にプロデュースしていた著者。あんまりそのイメージはないのだが、その後がどうなったのが気になるところ。 ある種、誰も彼もが言うようになったものの裏に潜む闇。先見性がありすぎれば利権に殺されるというのも納得。やはり世の中で流行ったものというのは、その本質をみる必要がある。 「再開発で一番お金を集めやすいのが産学連携」2017/03/04

スプリント

3
変わりゆく秋葉原の再開発プロジェクトに関わっていた方の本です。カオスな街並みと偶然の発見・出会いがある希少な街である秋葉原がどこに向かおうとしているのか興味があったので内容は満足です。2015/09/06

テツ

2
最近の秋葉原は「萌え」に汚染されているという話をよく聞く。しかし、この筆者はあくまでテクノシティとして秋葉原の発展を目指しており、この本はそのプロデュースに関する内容が書いてある。この本を読むと、秋葉原への見方が少し変わるかもしれない。2011/06/10

はすのこ

1
アキバの本質はテクノ。良い言葉である。2015/12/25

Namura

1
妹尾先生とは、ダイビルに入居以来、毎月のAICOS参加で考えをお聞かせいただいており、いつも勉強させていただいています。楽しいセミナーにも参加させていただき、今回の本を読んで 更に妹尾先生への興味が湧きました。2013/05/17

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