内容説明
セカンドライフを代表とする3Dウェブ仮想社会が提供する技術により、新たなビジネスモデルが誕生する。既存の著作権型収益モデルが崩壊し、広告型収益モデルへ変換される。ウェブ2.0の覇者Googleが参入すれば、3Dウェブ仮想社会で新たな戦いが始まるだろう。そうした新時代の中、日本企業が勝つための企業戦略とは何かを考える。
目次
第1章 グーグルのメタバース進出への可能性(グーグルvsセカンドライフになるか?;グーグルはいつ仮想空間に参入するのか?)
第2章 インターネットを利用したマーケティングの現状(テレビからインターネットへ広告がシフトする時代―日本と欧米の広告の現状について;広告を出稿する企業側の意識もインターネットにシフト ほか)
第3章 セカンドライフにおけるビジネス利用の可能性(セカンドライフのビジネス利用の可能性―日本企業と欧米企業、広告展開やビジネス利用の現状;セカンドライフのビジネス利用について ほか)
第4章 欧米企業のセカンドライフビジネス活用(集客的に成果を上げているMTV;セカンドライフをビジネスに活用するIBM ほか)
第5章 セカンドライフの今後の可能性―日本企業はどうするべきか?(日本企業のセカンドライフに対する対策;今後普及していくメタバースで重要となる企業戦略 ほか)
著者等紹介
山崎秀夫[ヤマザキヒデオ]
野村総合研究所主席研究員。専門はネットコミュニティ研究およびアドバイス。「ミクシィ疲れ」を社会現象として指摘したことでも有名。日本ナレッジマネジメント学会専務理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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