内容説明
すべては、アンサロン大陸全土を襲った奇妙な嵐の夜に始まる―“死の歌”谷を訪れた“暗黒騎士団”の前に、突如現われた十七歳の少女ミーナ。彼女は、“唯一神”の名の下に様々な奇跡を起こす。神々が去った後に現われた“唯一神”の正体とは?第二部では、ケンダー族のタッスル、白魔術師パリンらが、ついに伝説の黒魔術師ダラマールが住む“塔”にたどりつく。そこで彼らが知ることになる、衝撃の事実とは?いっぽうで、巨大緑竜ベリル率いる圧倒的大軍勢は、エルフ王国クォリネスティを破壊せんと、いまや国境目前まで迫っていた。そんな中、暗黒騎士メダン元帥とエルフの皇太后ローラナは、死を覚悟しながらもある伝説の武器に望みを託すが…その頃、嘆き悲しむ亡霊群に導かれた聖者ゴールドムーンは、次第に謎の核心へと近づいていく―怒涛の展開を見せる、衝撃のストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Book Lover Mr.Garakuta
12
【図書館】【速読】【再読】:ケンダーらしさが出て面白いですが、ゴールドムーンがややハナにつく。面白いけど前半だれるし、後半はらしさが出て面白いです。図書館で、第三部消えた月の竜も借りねば。2022/08/14
Book Lover Mr.Garakuta
9
在りし日の栄光と没落。それぞれの思いを胸に、取捨選択して、生き残る者は生き残る。破滅の道を歩く者も( ^ω^)・・・。タッスルなどの活躍も目覚ましく、彼の存在が大きいと思う。図書館本の再読だが、面白かった。2019/05/24
そら
3
第一部で謎だった部分が徐々に明らかになりつつも、【竜槍戦争】の英雄が亡くなっていくのが辛い。 最終巻でどんな大団円がくるのか楽しみのような悲しいような。2014/06/11
いーじす
0
前半はつまらなかったけど、後半になったら、やっぱドラゴンランスだ!と思った2009/05/16