内容説明
RUPの適用を成功させる重要なポイントは「RUPの本質的な概念を理解する」ことで、本書第1部で解説している「反復型開発」を理解することが大切です。第2部では、第3版で新たに導入された用語「作業分野」(プロセスコンポーネント)を中心に解説しています。
目次
第1部 プロセス(ソフトウェア開発の最善の実践原則;ラショナル統一プロセス;静的な構造:プロセスの表現;動的な構造:反復型開発;アーキテクチャ中心のプロセス ほか)
第2部 プロセスの作業分野(プロジェクト管理作業分野;ビジネスモデリング作業分野;要求作業分野;分析/設計作業分野;実装作業分野 ほか)
著者等紹介
藤井拓[フジイタク]
1990年株式会社オージー情報システム総研(現オージス総研)に中途入社。1991年にオブジェクト指向方法論を学び、以来オブジェクト指向方法論に関するトレーニング、コンサルティング、受託開発を実践。1997年から1999年まで、日本ラショナルソフトウェア株式会社に出向。1999年10月から2002年11月まで、京都大学大学院情報学研究科博士後期課程において、UMLを用いた反復型開発プロセスの計測技術の研究に従事。現在は、株式会社オージス総研技術部ソフトウェア工学センターに所属。技術士(情報工学部門)、情報学博士
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