内容説明
本書は、UNIXソケットAPIを使用してIPv6対応アプリケーションを作成したり、既存のIPv4アプリケーションをIPv6にも対応させる方法を解説していく。移植性が高く、かつセキュリティホールの生じにくい方法を紹介する。
目次
第1章 基礎知識(IPv6の歴史とおもな特徴をちょっと紹介;IPv4だけのインターネットからIPv4/v6デュアルスタックインターネットへ ほか)
第2章 IPv6ソケットプログラミング(IPv6のためのアドレスファミリ、AF_INET6;なぜプログラムはアドレスファミリから独立していなければならないのか? ほか)
第3章 アプリケーションのIPv6対応(既存のアプリケーションをIPv6対応にする;書き直す場所を見つけてコードを再構成する ほか)
第4章 プログラミングのヒントいろいろ(文字列のなかのIPv6アドレスを解析する;セパレータとしてのコロン(:)にまつわる問題 ほか)
第5章 IPv6対応の実例(サーバ側プログラムの例―popa3d;より進んだ課題 ほか)
著者等紹介
萩野純一郎[ハギノジュンイチロウ]
Ph.D。IIJ技術研究所でIPv6やIPsecを中心としたインターネット技術、多国語情報処理技術、オペレーティングシステムの研究に携わる。IETF v6opsワーキンググループチェア。WIDEプロジェクト、KAMEプロジェクトメンバー。NetBSD、OpenBSD、tcpdump.org、ethereal開発メンバー
小川彩子[オガワアヤコ]
BSD系UNIX関連およびインターネット関連の著述、翻訳に従事。ペンネーム「杜ゆずこ」でUNIX MAGAZINEなどに連載中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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