内容説明
猪木、長州、橋本…。新日を支えた3世代の中心人物が、それぞれの道を歩んでいる。G馬場の死去や格闘技系の台頭もあり、混沌とする21世紀のプロレス界。さらなる変革は、どのように進むのか?迷いながら、悩みながら、リングサイドの最前線で“熱き闘い”を叫び続けた著者が綴った、中継史上最強のプロレス・アンソロジー。
目次
第1章 我が友、橋本真也に喝ッ!
第2章 猪木が先か、プロレスが先か!?
第3章 小川、藤田、安田…常識破りの「猪木軍」
第4章 長州力という、「月」の輝き方
著者等紹介
辻よしなり[ツジヨシナリ]
昭和58年テレビ朝日入社。『ワールドプロレスリング』などスポーツ番組を中心に、ニュース番組からバラエティ番組まで幅広く担当する。平成12年秋にフリーアナウンサーとして独立したのを機に、名前を『義就』から『よしなり』へと変更、その後もテレビやラジオで活躍。昭和36年埼玉県生まれ、血液型A型。趣味はゴルフ
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感想・レビュー
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Mark X Japan
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暗黒期直前の新日本プロレスとUFOを中心とした内容です。現在は、橋本・三沢は永眠し、長州・健介だけではなく、武藤・蝶野も新日本マットを去りました。もちろん、UFOや猪木軍もいません。やっと暗黒期を脱出した新日本プロレスですが、今にして思えばこの頃に暗黒期への布石はいくつもありました。先日のG1決勝に蝶野・武藤が来ましたが、二人が決勝を戦った時から四半世紀経ちました。月日の流れは・・・。☆:3.52015/08/18
ブルーサークル♪
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第一章のテレビ局のプロレスに対する関わり具合が一番興味深く読めた。ただ、この本を読めば分かると思うけど、かなり著者の感情の部分が入っているので、すべてを信じることは出来ないかなと。著者の思い入れに関しては、長州>猪木>橋本という感じがした。2012/04/29
sheep book
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どうなるのかわからないのがプロレス界です。希望はいくらでも言ってもらってだいじょうぶです。そこをいい意味でも悪い意味でも裏切るのがプロレスです。2017/09/08