内容説明
誰でも自由に変更を加えたり、カスタマイズしたりできる「オープンな」オペレーティングシステムを作って、無償配布する―こんなごくシンプルな思いつきが、後に巨大企業をも脅かす一大ムーブメントへと発展していくことを誰が予測できただろうか?本書は、ソースコードの隠ぺいを罪とし、恥じずべき行為だと信じた世界中のソフトウェアハッカーたちの「オープンな」物語である。
目次
戦い
リスト
イメージ
大学
泥沼
アウトサイダー
成長
フリー
ソース
愛
企業
お金
Tシャツ
新しさ
富
未来
著者等紹介
ウェイナー,ピーター[Wayner,Peter]
ニューヨーク・タイムズや雑誌『Salon』でテクノロジー関連のレポートを執筆。www.flyzone.comの編集者で、『Disappearing Cryptography』などのプロフェッショナルなコンピュータ書籍を8冊執筆している。コーネル大学で博士号を取得、プリンストン大学では数学を専攻し、文学士号を取得した。メリーランド州ボルチモア在住
星睦[ホシマコト]
コンピュータ分野全般の書籍、雑誌を中心に活動する翻訳・編集者。訳書に『プログラミング言語Perlマスターコース―構文からオブジェクト指向まで』(ピアソン・エディケーション)がある。雑誌『MSDN Magazine』(アスキー)の常連翻訳者でもある。現在、(有)風工舎勤務。札幌市出身
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感想・レビュー
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hippos
4
マクヴォイの意見もよくわかる。僕らは家族の食い扶持を稼がなきゃいけないし住宅ローンだってあるからね。しかし、最後にはソースコードを得る自由。これが大事だと感じちゃう、Love&Source!2015/09/05
りょうのすけ
0
現在のIT業界の勃興の基本となる歴史を解き明かしてくれる本。おそらく多くの人はITの分野の歴史には興味がないであろう。しかし、ITが発展するきっかけとなった原点に立ち返ることこそが現在多様化するIT業界では必要ではないのか。2014/08/22
c3po2006
0
★★★2010/10/19
c3po2006
0
★★2007/05/09
Humbaba
0
LinuxはフリーのOSである.その利点は,ブラックボックスではないというところである.そのため,問題が起こったときに,それを指摘することが可能とのなる.多くの人間がそれぞれ力をあわせていくことで,非常に大きな力となる.2010/08/02
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- 和書
- 言語聴覚士のための音響学