内容説明
本書では、基幹システムを統合し、関連する製品群に対応するためにドミノが備え持っているオープンなアーキテクチャについて解説。まず、基幹データへのリアルタイムなフォームベースのインターフェースを提供するDECSと、ノーツポンプの後継製品であり、ドミノと基幹システム間の高速データ転送をスケジュールに従って、あるいはイベントの発生時に実行するLEIの使用方法について詳細に説明。また、ロータスコネクタLotusScript ExtensionやロータスコネクタJavaクラス、ロータスコネクタToolkit、特定の製品(SAP R/3、MQSeries、DB2、およびODBC)対応のロータススクリプト拡張機能など、基幹連携に使うプログラムインターフェースについても論じている。Java Database Connectivity、CORBA、ActiveX Data Object、NotesSQL、Servletsといったそのほかの統合方法についても詳細に説明。最後に、基幹連携のための決定用チャートも記載している。
目次
第1章 概要
第2章 DECS
第3章 LEI
第4章 コネクタのプログラミングインターフェース
第5章 ロータス基幹連携製品のアップデート
第6章 その他の方法による連携
第7章 状況に応じたツールの選び方
付録(ロータスコネクタ;キャラクタセット;DB2 Employeeテーブルの定義;MQSeries Trigger Monitor for Lotus Notes Agents用のMQSCサンプルファイル)
著者等紹介
シング,ペーター[Sing,Peter]
IBM Canadaのe-bussiness ServicesのシニアITスペシャリストです。e-bussinessにおけるロータスノーツのDatabase Connectivity Competency Leaderで、LEI製品のテクニカルデザインおよびコンセプトデザインの設計/開発を専門としています。MVS出身であることは、MVSを統合するEI製品に深く取り組めるという点で、彼にさらなる真価を与えています。1995年からロータスノーツ関連の作業に携わっており、MQSeries,MQLSX、およびNotesPump(現在はDECSとLEIの組み合わせで実現される)に関する技術を短期間で習得しました
ニールセン,ソーレン・ペーター[Nielsen,Soren Peter]
ITSOに在籍し、ロータス製品の全分野に関するレッドブック制作プロジェクト管理に携わっています。1998年にITSOのメンバに加わる前には、デンマークのIBM Global Servicesで幅広い業種を対象としてIT設計を手がけ、ソリューションを提供していました。アプリケーション開発とシステム管理分野において、上級CLP資格を取得しています
バークフイツェン,テオ[Barkhuizen Theo]
南アフリカ共和国のヨハネスブルグにあるIBM Global ServicesのシニアITスペシャリストで、1997年にロータス ノーツに関連した作業に就き、上級CLP資格を取得しました。ヘルプデスク環境のアウトソーシング処理をサポートするシステムの開発に携わっています
ペロン,ロバート[Perron,Robert]
マサチューセッツ州ケンブリッジにあるLotusのユーザー支援部門に所属し、5年以上にわたってロータスノーツとドミノに関する資料の作成にあたってきました。また、LS:DOクラスをはじめ、LotusScriptクラスおよびJava Notesクラスに関する資料も作成し、『60 Minutes Guide to LotusScript3-Programming for Notes4』という書籍の共著者でもあります
マルドナド,ロウリサ・G.[Maldanado,Laurisa G.]
テキサス州ダラスのILIC(IBM Lotus Integration Center)に在籍し、AIX版ドミノを担当しています。エルパソにあるテキサス大学にてコンピュータサイエンスの学位を取得し、以来4年間IBMで働いていますが、そのほとんどの時間をドミノとドミノ関連のコネクタ製品に注いできました。2つのIBM/Lotusワークショップでドミノ講座の開発と指導に貢献しています
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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